2016年は坂崎磐音から年賀状が届く! 佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」シリー ズ完結、年賀状企画スタート!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17


 2016年1月に完結を迎える、人気時代小説「居眠り磐音 江戸双紙(いねむりいわね えどぞうし)」シリーズ。2002年4月に第一巻『陽炎ノ辻(かげろうのつじ)』が刊行され、年明けには累計発行部数2,000万部を突破する同シリーズはマンガやドラマにもなり、2007年のドラマ版では、主人公・坂崎磐音を山本耕史が演じ話題を呼んだ。

 同作は、氣志團の綾小路翔、田村正和、高田純次など著名人にも愛読者が多い。特に故・児玉清も熱烈なファンで、児玉がラジオ等でその面白さを紹介して、愛読者になったという人も多い。

 そんな「居眠り磐音 江戸双紙」が、2016年1月4日に同時刊行される50巻・51巻で長い歴史に幕を閉じる。この度、シリーズ完結記念として、主人公の坂崎磐音から年賀状が届く特別企画がスタート! 「居眠り磐音 江戸双紙」公式サイトに、シリーズの感想やコメントを入力した人全員に、2016年のお正月に年賀状が届くという嬉しい企画だ。

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 すでに沢山のメッセージが届いているので、その中からいくつかを紹介しよう!

「高校時代からの愛読書。磐音シリーズは私の青春と共にありました。理想の男性は坂崎磐音と真顔で答えます!」20代 女性

「94才の母も私も妻も娘、息子夫婦も皆で読んでいます。我が家のバイブル!」60代 男性

「昼食時に定食屋で文庫を読んでいたら、店内にいたお客さんに『それ、面白いですよね!』と話しかけられたのが『居眠り磐音 江戸双紙』でした。いろいろな思い出が詰まっています」50代 男性

「父の影響で読み始めたばかりです。まだ一巻の途中ですが、もうこの時点で切なくてドキドキしています」30代 女性

 ファンからの熱いメッセージに対して、担当編集からも負けじと情熱的なコメントが届いている。

ご投稿いただいたコメントをみると、愛読者は、新刊発売が迫るとソワソワしはじめ、発売になるとドキドキしながらページをめくり、読み終えると次の新刊が出るまで、また1巻から何度も読み返すという方が多いようです。「何度読んでも、ストーリーが分かっていても面白い」と感じてもらえる作品というのは奇跡に近い。ずっと愛読してくださっている読者は、「居眠り磐音」という作品を楽しむだけでなく、作品に励まされたり、日々の疲れを癒したり、家族や友人との思い出となったりと、もう生活の一部になっている。足かけ15年もの間、「居眠り磐音」というシリーズが読者とともにあったのだなと改めて感じました。長い間、多くの読者に愛され、ベストセラーであり続ける理由が読者コメントを見て再認識させられました。時代小説という枠を超えた日本のエンターテインメントだと思います。担当編集コメント

 既に3,000通を超える応募となっている年賀状企画。応募者の家族や友人など、周りの「居眠り磐音 江戸双紙」ファンにも年賀状を届けられ、またパソコンやスマートフォンを利用していない人でも応募が可能となっている。年賀状企画の応募締め切りは2015年12月3日(木)まで。熱いコメントを書き込み、磐音からの年賀状とシリーズ完結作を楽しみに待とう。

■『居眠り磐音 江戸双紙 1 陽炎ノ辻
著:佐伯泰英
価格:700円(税込)
発売日:2002年4月9日
出版社:双葉社
(※「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズは、現在第49巻まで刊行中)
⇒「居眠り磐音 江戸双紙」公式サイト