寺田克也、桜玉吉、吉田戦車など、ペン入れする漫画家たちの手元を掲載！―『月刊コミックビーム』創刊20周年記念号

　2015年11月12日（木）発売された『月刊コミックビーム』（以下『ビーム』）は、創刊20周年記念号。寺田克也の表紙に始まり、巻頭企画「漫画家48名のペン入れする手元の写真」、桜玉吉の「20周年記念読切」、特製カレンダー付録などスペシャル企画が盛りだくさんだ！

　表紙を飾るのは、寺田克也の描き下ろしイラスト。1997年1月号から、1999年7月号まで2年3カ月間にわたりカバー・イラストを担当した寺田は、「創刊15周年」の表紙イラストも担当した。日本が世界に誇る漫画家・イラストレーターが描く、存在感抜群の「創刊20周年記念号」となっている。

　巻頭企画では「漫画家48名のペン入れする手元の写真」を掲載。『ビーム』と縁の深い、寺田克也、桜玉吉をはじめ、いましろたかし、吉田戦車、おおひなたごう、カネコアツシ、唐沢なをき、鈴木みそ…と錚々たる作家陣の、さまざまなペンの種類、ペンの持ち方などが垣間見れる。

　特別付録は特製カレンダー。「20周年の次は、目指せ30周年！」ということで、10年先まで使えるカレンダーだ。一年毎のカレンダーを飾るイラストは、連載作『夜は千の眼を持つ』でお馴染みの上野顕太郎による描き下ろし。「ビーム×アート」をテーマに、ピカソ・ゴヤ・歌麿など、歴代の名画を歴代の『ビーム』の表紙を使ってオマージュ。ユーモア溢れる10点のカラーイラストが2016年～2025年を飾る。

　さらに、『ビーム』創刊20周年、最新単行本『桜玉吉絶叫四コマ作品集 さらばゲイツちゃん』が11月24日（火）に発売されることを記念して、『ビーム』のシンボル桜玉吉が20周年記念読切『スイッチョ』を掲載する。

　20周年記念読切の第2弾は、『ビーム』皆勤賞作家が贈る特別読切『人間の20年 漫画誌の20年』。著者は、歴史上の偉人変人をうんちくたっぷりに紹介する『コマンタレビーマー』を執筆する、ほりのぶゆき。実は『ビーム』創刊以来、毎号欠かさずコラムのイラストカットを描き続けてきた皆勤賞作家でもある。そんな生粋の“ビーマー”が創刊20周年を記念して贈る、スペシャル読切も必見だ。

　また、フェア開催書店では、創刊20周年記念号の巻頭と同じ、「ビームとは縁の深い、48名の漫画家さんたちの“手”の写真」ポスターを展示。色紙や手描きPOP、複製原画の展示など、それぞれの店舗でそれぞれ違った「創刊20周年記念フェア」が楽しめる。

フェア開催書店
＜関東＞
紀伊國屋書店 西武渋谷店
三省堂書店 海老名店
紀伊國屋書店 新宿本店フォレスト
ブックスルーエ
書泉グランデ
文教堂書店 浜松町店
BookDepot書楽
三省堂書店 カルチャーステーション千葉
＜関西＞
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 天満橋店
わんだ～らんど なんば店
喜久屋書店 漫画館京都店

■『月刊コミックビーム』
価格：570円（税込）
発売日：2015年11月12日（木）
出版社：KADOKAWA
⇒「月刊コミックビーム創刊20周年記念フェア」特設サイト