ディズニー実写版「美女と野獣」日本公開決定! 主演のエマ・ワトソンに期待の声

ディズニー

公開日:2015/11/21


 「美女と野獣」の実写映画が、2017年3月17日(予定)に全米で公開されることは以前から決定していたが、翌4月に日本でも公開されることがこのたび発表となった。ディズニー映画の中でも屈指の人気を誇る作品だけに、日本の女子からは「キターー☆」「絶対に行く~!」といった歓喜の声が上がっている。

 ディズニーのイメージが強い「美女と野獣」だが、実は1700年代にフランスで書かれた異類婚姻譚が始まり。最初に書いたのはヴィルヌーヴ夫人で、現在広まっているのは、その作品を短縮したボーモン夫人版。物語は「父の旅のみやげに一輪のバラの花を頼んだため、心優しいベルは、見るも恐ろしい野獣の住む城へ行かなければなりませんでした。さて、野獣は彼女に何を求めたでしょうか」と、ディズニーと同じように感じるが、「最初と最後は同じで、真ん中が違う。でも、面白い」「知ってる物語とは違ったけど、永遠の名作だった」など、「ディズニーと違う」と言いつつも、読後の感想は高評の声が多い。

 1946年に、初めてフランスで映画化された「美女と野獣」。50年ほどの年月を経て、みなが知るディズニー映画が誕生することになる。1991年にアメリカで公開されたディズニー版「美女と野獣」は、アニメ史上初のアカデミー賞ノミネート作品。惜しくも作品賞は逃してしまったものの、楽曲の素晴らしさが評価され、作曲賞&歌曲賞を受賞した。

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 その後、2009年にオーストラリア、2014年にフランス・ドイツ合作で映画化されてきたが、ディズニーが実写化するのは2017年の映画が初。ビヨンセやジェイミーフォックスが出演したことで日本でも大ヒットとなった映画「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督が、ミュージカル映画として制作する。「ドリームガールズ」もミュージカルだったことを考慮すると、「美女と野獣」にも期待が持てる。さらに、アニメ版でアカデミー賞を受賞したアラン・メンケン(作詞・作曲)も楽曲に参加。音楽も素晴らしいものになることが容易に想像できる。

 主人公・ベルを演じるのは「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー・グレンジャーでお馴染みのエマ・ワトソン。すっかり大人びてきたエマが、天真爛漫で好奇心旺盛なベルをどう演じるのか楽しみだ。その他、野獣役にはTVドラマ「ダウントン・アビー」や、映画「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」などに出演し、“イケメン英国男子”と注目を集めるダン・スティーヴンス、悪役ガストンを「ホビット」シリーズのルーク・エヴァンス、置き時計の執事・コグスワースをイアン・マッケラン、ポット夫人をエマ・トンプソン、そして陽気なロウソク・ルミエールをユアン・マクレガーが演じるなど、キャスティングも超豪華布陣。

 もはや“約束された勝利”である「美女と野獣」の日本公開決定に、「いいねー、ステキ!」「みーたーいー!」「『美女と野獣』好きには待ち遠しいです」「楽しみすぎる★」など、喜びに打ち震える女子は多い。また、「エマちゃんがベルかー♪楽しみ」「かわいい女の子から美少女、そして美女へとなったものだなあ」「エマ、ドレス似合うでしょ、絶対!」とエマに期待する声も見られる。

 他にも「出演者豪華すぎやろ!」「すごいメンバーじゃん」「ユアンがロウソク!? ラスト人間に戻るよね? 楽しみ!」といった声や、「『シンデレラ』の実写は忠実でよかったな。これはどうだろ。観に行こう」「『シンデレラ』と同等のクオリティに期待。流れる音楽とエマ、楽しみ。娘にかこつけて行くに決まってるだろうが!」と、公開されたばかりのディズニー実写版「シンデレラ」を引き合いに期待を寄せる声も上がっている。

 2017年4月と、まだ先の話となってしまうが、予習しておくには充分の時間。これを機に原作から入り、ディズニーアニメを含めた映画化作品も、すべてチェックしておくといいかもしれない。


■『美女と野獣
著:ボーモン夫人
翻訳:鈴木豊
価格:562円(税込)
発売日:1992年5月
出版社:KADOKAWA


■『EMMA WATSON STYLE BOOK ALL ABOUT EMMA
編集:マーブルブックス
価格:1,600円(+税)
発売日:2014年5月15日
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