旬のものを食べて元気になる―薬膳が初めての人でも気軽に挑戦できる「スープ」レシピ

食・料理

公開日:2015/11/29


 働き盛りの人や忙しい人、不規則な食生活を送っている人は、心身のバランスを崩しがち―。そんな日々の不調や体の悩みを、薬に頼らずに毎日の食事で改善をするためのレシピ本『毎日からだを調える中華スープ』が、2015年11月10日(火)に発売された。

 春夏秋冬、それぞれの季節に起こる体のトラブルや慢性的な不調・体調の悩みを改善へ導く薬膳を、薬膳が初めての人でも挑戦できるように「薬膳のスープ」レシピを考案。


 薬膳の考え方をとり入れた、季節ごとの積極的に摂取したい食材を使ったレシピ。決して難しいことではなく、ひとことで言うと「旬のものを食べて元気になる」ということ。

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 例えば、秋に食べたい「大根と豚肉のスープ」。大根は、消化を助ける作用を持つとともに、弱った肺を修復する役割を持つ食材。それ以外にも呼吸器や気管にも良く、殺菌効果が高いため、咳を止める働きもあるので、風邪がはやるこの時期に食べたい野菜の一つ。大根は皮と実の間に免疫力のある成分を持っているので、皮付きのまま料理をするのがおすすめ。


 慌しい日に飲む1杯のスープが、あなたに元気をくれるはず。著者のパン・ウェイがおばあちゃんから教わった季節の薬食レシピで、心も体も暖かくなろう。

■『毎日からだを調える中華スープ
著:パン・ウェイ
価格:1,500円(+税)
発売日:2015年11月10日(火)
出版社:誠文堂新光社

パン・ウェイ
中国、北京生まれの料理研究家。季節と身体をテーマに四季に沿った食生活を提唱し、料理教室、テレビやラジオ、雑誌、書籍などで多くのファンをつかんでいる。現在は東京・代々木公園スタジオにて料理教室を主宰し、おいしく楽しい料理教室で定評がある。「きょうの料理」等のテレビ出演や著作活動、講演会の他、企業向けのレシピ開発やコンサルタントでも活躍中。