羽海野チカがムーミンの国を旅する大特集『MOE』1月号本日発売!『3月のライオン』スペシャル企画も掲載

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

今年、出版から70周年を迎えた「ムーミン」シリーズ。ムーミン谷に住む妖精・ムーミントロールと、その仲間たちを中心に描かれた小説として、今もなお多くの読者の心を掴む名作です。近年でも、ムーミンの世界観をイメージしたムーミンカフェが話題になり、2017年には埼玉県の飯能にムーミンランド「Metsa(メッツア)」のオープンが決定するなど、根強い人気を誇っています。

12月3日に発売される絵本の雑誌『月刊MOE』1月号(白泉社)の巻頭大特集では「羽海野チカ ムーミンの国へいく」と題し、漫画家の羽海野チカさんが「ムーミン」作者・トーベ・ヤンソンが生まれた国フィンランドでムーミンゆかりの地を巡ります。無類のムーミンファンという羽海野さん。この特集では、トーベ・ヤンソンが晩年を過ごした小さな島・クルーヴハルの小屋を訪れ、トーベが使用していたダイニングテーブルで思いを馳せる羽海野さんのイラストや写真、トーベが愛したフィンランドの森でのピクニックなど、ムーミンファン垂涎の内容になっています。

また、同誌には羽海野さんの人気漫画『3月のライオン』のストーリーを振り返るスペシャル企画も掲載。川本家の猫・ニャーが綴るキャラクターの魅力や羽海野先生が幼い頃に読んできた児童文学を紹介。作中に登場する川本家が営む和菓子屋・三日月堂の和菓子が再現されたページをひと目見れば、思わず「食べたい!」とつぶやいてしまうはず。

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ムーミンの生まれ故郷と羽海野作品の魅力が詰まった『月刊MOE』1月号。「ムーミン」シリーズ出版70周年を締めくくる、やさしさにあふれた一冊です。

文=不動明子(清談社)

■作品詳細
月刊MOE』2016年1月号
価格:880円(税込)
発売日:2015年12月3日(木)
出版社:白泉社
<特別ふろく>クリアファイル 絵=羽海野チカ×写真=かくたみほ
<とじこみふろく>「3月のライオン」シール

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