「感動で泣きそう」『グッドモーニング・コール』映像化決定に作者もファンも揃って大興奮!

マンガ

更新日:2016/1/14


 『グッドモーニング・コール』が映像化されることがわかった。1997年から2002年まで『りぼん』で連載され、現在は続編にあたる『グッドモーニング・キス』が『Cookie』で連載中。終了から10年以上経過しているにも関わらず、いまだ高い人気を誇る作品であるだけに、「待ってました!」「懐かしい!」とオトメ女子も大興奮だ。

 1991年、『りぼんオリジナル』に掲載された「Revolution」でデビューを果たしたマンガ家・高須賀由枝(たかすか ゆえ)。いくつかの読切、短期連載をはさみ、1997年に『りぼん』で始まったのが『グッドモーニング・コール』だ。

 田舎のおじいちゃんがギックリ腰で入院し、お父さんが家業を継ぐことになったのを機に、卒業までの半年間、マンションで一人暮らしを始める中3の吉川菜緒。しかし、楽しみにしていた引っ越しの当日、同じ中学校に通う男の子・上原久志が同じ部屋に引っ越してきて、結局同居することになる… という、うらやま展開から物語は始まる。

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 上原は、毎年女子の間で行われる学年別人気投票において3連覇を成し遂げるほどのイケメン、そして秀才。菜緒は上原に片思いするも、上原はバイトの鬼と化し、菜緒に割く時間はなし。さらに菜緒も130万円の借金を背負い、ラーメン屋でバイト… と目が離せない、ドキドキの恋模様が繰り広げられる。なお現在は、菜緒と上原が大学生になり、半同棲の生活を続ける物語『グッドモーニング・キス』が『Cookie』で連載され、掲載誌が変わったことで少し大人な恋愛模様が描かれ人気を呼んでいる。

 そんな『グッドモーニング・コール』が、2015年11月26日(木)発売の『Cookie』で映像化が発表された。それに伴い、作者・高須賀も自身のTwitterで「『グッドモーニング・コール』は連載終了してから10年以上経っていて、今まさかの映像化で、本当に本当に、ただひたすら嬉しいです!(*^o^*)」とツイート。ファンからは「映像化おめでとうございます! びっくりです! グッドがずーっと大好きなので、とても嬉しいです。動く菜緒ちゃん達に会えるのを楽しみにしています!」「すごくすごく楽しみです。家族そろって拝見します」「どんな風になるのか、ドキドキわくわく。先生が喜んでいてよかったです」「連載の初期から読んでいて単行本も実家に全冊あるくらい大好きな作品なので映像化本当に嬉しいです!」「感動で泣きそうです」など、喜びや祝福のリプライが送られた。

 さらに、『あるという』などで知られる、ななじ眺も「ゆえちゃんおめでとうー! すごーい! 万歳!!!」と送っている。

 現時点では詳細はまだ発表になっていないが、高須賀が「映像化はプロデューサーの方がグッドのファンだということなので、原作の世界観やキャラクターを大切に作ってくださると思います(*^o^*)間に入ってくださっているクッキー編集長も私が大事にしたい所をとてもよく理解してくださっているので、お任せして楽しみに待っています(*^o^*)」とつぶやいているところを見ると、作品自体にも期待が持てそう。2016年1月25日には『グッドモーニング・キス』最新刊14巻が刊行されるようなので、『グッドモーニング・コール』で止まってしまっているオトナ乙女も、この機会に全巻読破だ。


■『グッドモーニング・コール』文庫版6巻
著:高須賀由枝
価格:600円(+税)
発売日:2008年4月18日
出版社:集英社


■『グッドモーニング・キス』13巻
著:高須賀由枝
価格:419円(+税)
発売日:2015年7月24日
出版社:集英社