声優・深川芹亜さんが不思議パワーをいかんなく発揮 ――DASH!!スシニンジャ記者発表会レポート

マンガ

公開日:2015/12/18

    ar

 美術系の大学に通いながら声優のお仕事に励む深川芹亜さん。テレビアニメ「グラスリップ」(2014)での主役(深水透子役)をはじめ、文化放送のラジオ番組「A&G NEXT BREAKS FIVE STARS」でのユニークなパーソナリティでも注目を集めている。そんな深川さんが、12月4日に行われたスマホゲーム「DASH!!スシニンジャ」の記者発表会に登場。その模様と、発表会後に行った独占インタビューをお届けしたい。

    ar

 スマホゲーム「DASH!!スシニンジャ」は、ジェンコ制作のウェブアニメ「スシニンジャ」のキャラクター・世界観をもとにした、横スクロール型のアクションゲームだ。(開発はサイバーステップ(株)・プロデュースにエクスアーツジャパン(株)が参加している)寿司ネタのように様々な特色を持つ100体を超えるキャラクターを組み合わせながら、100以上のステージを攻略していく。ステージクリアには反射神経だけでなく、キャラクターやアイテムの特色を活かした戦略も求められるという。


    ar

 発表会ではゲームの試遊も行われたが、応援に駆けつけたアメリカザリガニの平井善之さん(右)と深川芹亜さんは、「お!」「あー!」と思わず声を上げながらゲームを楽しんでいた。「DASH!!スシニンジャ」は12月中旬に公開予定だが、既にゲーム内特典付きの事前登録が公式サイトで始まっている。

深川芹亜さんに会見後独占インタビュー

――会見お疲れ様でした。大学に通いながら、今日もお仕事ということで両立は大変ではないですか?

advertisement

深川:そうですね。美大は制作課題もあって大変なんです(笑)。でもアニメに親しんでいる友だちが多いので、いろいろ手伝ってくれたり、とてもよくしてもらっています。母と一緒に住んでいるので、ご飯は作ってもらいながら、疲れて帰ったときは寝て、起きて、制作して…っていう感じです!

――今日も自分で作ったアクセサリーを身につけてこられたとか。

深川:そうなんです!ネイルと、イヤリングと、靴下もお寿司でデコってきました(笑)

    ar

――そもそも声優になろうと思ったきっかけは?

深川:小さい頃から演技が大好きで、朗読コンテストなんかに出てたんです。出身の佐賀県の大会で最優秀賞をもらって、「あ!声で演技するお仕事したい!」って思ったんですね。そこから劇団に入ったりしながら少しずつ活動していく中で、「声優」という職業に出会って、ここまで来ました。

――今日のゲーム「DASH!!スシニンジャ」は難しかったですか?

深川:最初は難しいと思ったんですけど、こう「すぅっ」と(息を大きく吸い込む)……

――「すぅっ」と?

深川:あ!こう空気を吸うみたいに習得しました(笑)。アクションゲームは苦手だけど、操作もシンプルなので、すぐに楽しめました!

――なるほど(笑)。お仕事と勉強で忙しいと思いますが、ゲームは遊んだりできてますか?

深川:アフレコでスタジオに入ったとき、演技の方向を監督さんたちが話し合っている間の休憩時間など、ちょっとした空き時間にやってます。結構みんなやってますよ(笑)。アフレコは緊張するので、ゲームでリラックスです!

――前回、マグロ役を務めている朴璐美さんにもインタビューしたのですが、アニメ「スシニンジャ」の出演声優は豪華です。アニメ、ご覧になっていかがですか?

深川:わたし、「妖精さん」のようなキャラ声は勉強中なのですが、朴璐美さんは男の子キャラの声もすごく上手に演じておられてすごく学ぶところが多いです。タマゴ役の宮野真守さんがイクラを食べちゃうシーンで、「ムシャムシャ」という音を出されるシーンがあるのですが、それもすごい!って(笑)

 美術の勉強をしているので、背景もすごく細部まで作り込まれていてビックリしました。キャラクターもユニークで、ゲームでは100体以上のスシニンジャが登場するということで、それも楽しみにしています。

――会見中「ヤギの真似」をするなど、深川さんもユニークです(笑)ネットでは「制御不能」との呼び声もありますが。

深川:自分ではそんなにユニークなことをしているつもりはないんですけど(笑)。サービス精神旺盛なので、もしかすると暴走しているのかも(笑)

――(笑)最後に、ダ・ヴィンチニュースの読者に伝えたいことがあれば。

深川:わたしがパーソナリティを務める文化放送「A&G NEXT BREAKS FIVE STARS」にもスシニンジャが遊びに来てくれます。ゲームについてもそこで一杯紹介するつもりなので、是非みてくださいね!

取材・文=まつもとあつし