日本のマンガと海外コミックが融合した新コミックレーベル「Graffica Novels」始動!

マンガ

公開日:2015/12/28


 誠文堂新光社が、日本のマンガと海外コミックの強みを融合させた、新しいスタイルのコミックレーベル「Graffica Novels」を立ち上げた。「Graffica Novels」は、世界的に大ヒットしたハリウッド映画や人気海外ドラマの原作コミックの翻訳出版を皮切りに、日本のマンガと海外コミックの長所を融合させた新しいスタイルのマンガ・コミックの出版活動を行う。日本国内だけでなく、ワールドワイドに支持を集める作品の創造と、同時に世界的に活躍するクリエイターの発掘を目指す。

「日本のマンガと海外コミックの長所を組み合わせたとき、どのようなケミストリー(化学反応)が起こるのか、それにチャレンジし、実現化することを、我々の出版事業の第一に掲げて活動したいと考えております。」(「Graffica Novels」メインコンセプトより一部抜粋)

 2015年12月10日(木)に刊行された、新レーベルの記念すべき第1弾出版物は、2015年に公開され大ヒットした映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚コミックとアート集を一冊にまとめた『マッドマックス 怒りのデス・ロード COMICS & INSPIRED ARTISTS』。


 同コミックでは、映画では語られなかった主要登場人物たちの前日譚が、シリーズの生みの親ジョージ・ミラー監督と映画本編の脚本家たちの手により語られている。加えて、65人のコミックアーティストが描きあげる「マッドマックス」アート集にもなっており、「マッドマックス」の物語とアートを楽しめる完全日本語翻訳版だ。

advertisement


■『マッドマックス 怒りのデス・ロード COMICS & INSPIRED ARTISTS
原作:ジョージ・ミラー
訳:柳下毅一郎
価格:3,000円(+税)
発売日:2015年12月10日(木)
仕様:B5判/304ページ/フルカラー
出版社:誠文堂新光社
⇒「Graffica Novels」
⇒『マッドマックス 怒りのデス・ロード COMICS & INSPIRED ARTISTS』特設サイト

柳下毅一郎(やなした きいちろう)
1963年大阪府生まれ。東京大学工学部卒業。雑誌編集者を経て英米文学翻訳家、映画評論家になる。欧米の殺人事件に精通し、特殊翻訳家として人のあまり手がけない翻訳に注力する。