創刊57年で初の女性編集長が誕生!『週刊文春』から初の女性版『週刊文春Woman』発売

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 2016年1月1日(金)より『週刊文春』初の女性版『週刊文春 Woman 2016 新春スペシャル限定版』が発売される。『週刊文春 Woman』は、社内の女性編集者が中心となって編集した完全女性目線の『週刊文春』だ。

 同誌の編集長である井崎彩は入社17年目。1959年の『週刊文春』創刊以来、臨時増刊を含めて初の女性編集長となる。井崎編集長のコメントも紹介しよう。

「文春もついに女性活用か」と、思っていただいて結構です(笑)。こんな時代じゃないと、「女性版『週刊文春』をつくってみたい」というプランは通らなかったと思うので。
『週刊文春』の売り上げの半分近くを女性読者が支えて、はや10年。そろそろ完全女性目線の『週刊文春』をつくってもいい時期ではないかと思いました。女性週刊誌ではなく、『週刊文春』の女性版です。『週刊文春』のテイストはそのままに、扱うネタはぐっと女性寄りになっています。とはいえ、普段は男性目線の『週刊文春』を女性読者が読んでいるわけですから、女性目線の『週刊文春』を読んでみたい!という男性読者も大歓迎です。井崎彩編集長

巻頭カラーグラビア「新春美男図鑑」では、ラクビー日本代表の五郎丸歩が登場。巻頭言には『週刊文春』愛読者だというジェーン・スーの「私を『女』で括らない週刊文春じゃなかったの?」。『週刊文春』らしい「新春ワイド」のスクープ、『週刊文春』皇室担当記者がスクープの裏側を初めて明かす座談会「平成女性皇族 妻として母として女として」。

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さらに、芥川賞を受賞した又吉直樹、羽田圭介の素顔にも迫る! 長年の『週刊文春』ファンなら見逃せない「清水ちなみ あの頃、私はOL委員会だった」「ナンシー関『テレビ消灯時間』スペシャル再放送!」も掲載。小説家・桐野夏生の書き下ろし小説『悪い妻』も一挙掲載など、新春ならではの豪華企画にきっとあなたは満足するだろう。

『週刊文春 Woman 2016 新春スペシャル限定版』
価格:430円(税込)
発売日:2016年1月1日(金)
出版社:文藝春秋
※同誌はセブンイレブンの店舗とセブンネットショッピングにて販売。