シリーズ累計2,000万部突破「居眠り磐音 江戸双紙」最新刊2冊同時刊行で遂に完結!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 2002年4月に第1巻『陽炎ノ辻』を発売して以降、年間3~4冊ペースでシリーズ新刊を刊行してきた時代小説「居眠り磐音 江戸双紙(いねむりいわね えどぞうし)」。刊行開始から15年が経ち、2016年1月4日(月)に同時発売される第50巻『竹屋ノ渡』と、第51巻『旅立ノ朝』をもって遂に完結を迎える。

 悪を斬り捨てる主人公・坂崎磐音の剣さばきに加え、江戸市井の人々との心温まる交流、胸をしめつける男女の機微などを、絶妙に絡めた時代小説。目の肥えたファンからも圧倒的な支持を獲得し、シリーズ累計は2,000万部を突破する大ベストセラーとなっている。

これまでに三度にわたりNHKで連続ドラマ化もされたことで、人気がさらに加速。若い女性にも読者層が広がり、親子三世代で楽しめる国民的人気シリーズとなった。昨年末に「居眠り磐音 江戸双紙」公式サイトで行った読者の感想募集企画では、2カ月間の応募期間で7,000件にも及ぶ応募が殺到したほど。長く愛され続けてきた作品の完結にあたり、「居眠り磐音」スペシャルムービー製作の他、全国書店店頭でのイベントなども検討中とのことだ。

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■『居眠り磐音 江戸双紙 50 竹屋ノ渡』『居眠り磐音 江戸双紙 51 旅立ノ朝
著:佐伯泰英
価格:各700円(税込)
発売日:2016年1月4日(月)
出版社:双葉社

佐伯泰英(さえき やすひで)
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの小説・ノンフィクション作品を手がける。 99年、初の時代小説『密命―見参! 寒月霞斬り』を発表、迫力ある剣戟シーンと人情味あふれる庶民を描き、時代小説の旗手として高い評価を得る。以降、数々の人気シリーズを抱えるベストセラー作家に。主な著書に、『密命』『居眠り磐音 江戸双紙』『吉原裏同心』『鎌倉河岸捕物控』『新・古着屋総兵衛』『新・酔いどれ小籐次』『交代寄合伊那衆異聞』シリーズなど多数。