『3月のライオン』TVアニメ化【続報】に「とても幸せです！」と作者・羽海野チカも大喜び

　『ヤングアニマル』にて連載中の大人気漫画『3月のライオン』のテレビアニメが、2016年秋からNHK総合テレビで放送されることが決まった。また、アニメ化に伴い、2016年1月8日（金）に発売された『ヤングアニマル』2号には、アニメ情報についての続報と、原作者・羽海野チカのコメントも掲載されている。

　アニメでは、新房昭之（しんぼう・あきゆき/「化物語」「魔法少女まどか☆マギカ」「荒川アンダーザブリッジ」「さよなら絶望先生」ほか）が監督を務め、アニメーション制作はシャフトが担当。更なる情報は、今後ヤングアニマルの誌面・WEBで伝えられる。

化物語・まどか☆マギカ・荒川アンダーザブリッジ・絶望先生、新房監督の作品が大好きで大好きで「新房監督でシャフトさんで！」この夢が叶えられないのならアニメ化は出来無くてもいい…。そう思っていました。とても幸せです！ 精一杯の応援とお手伝いをさせていただきたい所存であります！羽海野チカ

　『3月のライオン』は、17歳のプロの将棋棋士・桐山零が主人公。幼い頃、事故で家族を失った零は心に深い孤独を抱え、将棋に対する中途半端さを思い悩みながら日々を過ごしていた。そんな中で出会った川本家の3姉妹（あかり・ひなた・モモ）と接するうちに、零の心は少しずつ溶け始めていく…。河の流れのように進む、優しいラブストーリーだ。

　2011年には第4回マンガ大賞、第35回講談社漫画賞一般部門、2014年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2015年にダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2015（コミックランキング1位）を受賞。豪華制作陣によるテレビアニメ化により、2016年は『3月のライオン』はもちろん、将棋に光が射す年となるかもしれない。

■『3月のライオン』
著：羽海野チカ
価格：486円（＋税）
発売日：2015年9月25日
出版社：白泉社

羽海野チカ（うみの・ちか）
東京都生まれ。グッズデザイナー、イラストレーターなどを経て、2000年『ハチミツとクローバー』でデビュー。同作は『CUTiEComic』で連載を開始した後、『ヤングユー』『コーラス』へと掲載誌を移し、様々な形でメディア化された。2007年から『3月のライオン』を連載中。

■『ヤングアニマル』2号
価格：440円（税込）
発売日：2016年1月8日（金）
出版社：白泉社