芳根京子・志尊淳・吉本実憂らが出演し話題を呼んだTVドラマ「表参道高校合唱部!」が小説化

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵といった若手俳優たちが合唱部員を演じ、爽やかな感動を呼ぶ作品として話題を呼んだ、2015年放送のTVドラマ「表参道高校合唱部!」。2016年2月4日(木)、同ドラマの小説版『表参道高校合唱部! ~涙の数だけ強くなれるよ~』が刊行された。

 歌の力が奇跡を起こす感動ストーリー「表参道高校合唱部!」。物語は、香川県の小豆島から、東京の「表参道高校」に転校した香川真琴が、合唱部に入部するところから始まる。ところが、入部した合唱部は、かつての名門はどこへやら…。いまや人数不足で廃部寸前の状態となっていた。どうしても歌いたい“理由”がある真琴は、部員集めに立ち上がる―。

「表参道高校合唱部!」の脚本を担当したのは、「マルモのおきて」「ビギナーズ!」「限界集落株式会社」など、大ヒットドラマを数多く手掛けてきた櫻井剛。いじめ、仲間、恋愛…。誰もが青春時代に経験するたくさんの問題に、もがきながらも、まっすぐに向き合っていく合唱部員たちの姿が描かれている。

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また、「涙そうそう」「over drive」「翼をください」「TOMORROW」など、数々の名曲も登場する「表参道高校合唱部!」は、「いい話すぎて毎週泣いてる」「今日も歌って感動して泣いた」「キラキラした学園モノはいくつになっても楽しい」などのクチコミにより、回を重ねるごとに人気が拡大。2015年TBS夏ドラマの中で「ツイッター話題数」第1位を獲得した(※2015年7~9月の番組関連言及・累計ツイート数をTBSで集計)

 そんな良作ドラマを、人気ティーン小説『5分後に意外な結末』の著者・桑畑絹子が小説化。単にストーリーを追うノベライズとは一線を画し、登場人物の心に踏み込む“泣ける”感動作に仕上がった。主人公の真琴が、快人が、優里亞が、そして合唱部のメンバーが、小説でステキな青春ハーモニーを奏でる。

小説版ならではのオリジナルエピソード
さらに注目は、オモコー合唱部員の誰かをフィーチャーした短編付き! いわば、“合唱”に加えて“独唱”が付くということ。誰のソロがつくのか、ドラマファンの間でも、さまざまな推測が飛び交っている。

 すでに続刊も決定しており、4月には『表参道高校合唱部! あなたが生きている今日は どんなに素晴らしいだろう』、6月には『表参道高校合唱部! 10000回だめで へとへとになっても』が刊行される。青春真っ只中の10代はもちろん、青春時代を思い出して、ちょっと泣きたい大人にもおすすめの感動小説だ。

■『表参道高校合唱部! ~涙の数だけ強くなれるよ~
脚本:櫻井剛
小説:桑畑絹子
価格:1,300円(+税)
発売日:2016年2月4日(木)
発行:学研プラス