暴飲暴食の後に「食べてリセット」できるレシピ3つ!【サラダ、スープ、丼】

食・料理

公開日:2016/2/23


『暴飲暴食の後はこれでOK リセット食』(清水加奈子/エイ出版)

 楽しい仲間と美味しい食事をたらふく食べる。これほど幸せなことはないですよね。でも、翌日食べ過ぎてしまったことを後悔し、今日は絶対食べないぞ! と食事を我慢してしまう時ってありませんか? 実はその我慢が、食べられないことへのストレスとなり、結果としてあらゆる不調を引き起こすことがよくあります。これでは元も子もありませんよね。そんな負のサイクルに陥った時のための『暴飲暴食の後はこれでOK リセット食』(清水加奈子/エイ出版)が発売されました。ここでは、食べ過ぎてしまったのなら、“食べて”リセットしようという考えのもと、食欲を抑えて食べ過ぎ癖がつくのを回避すること、代謝を上げて脂肪を燃やすこと、そして余計なものをスッキリ出すことを実現させてくれるレシピが紹介されています。他にも、疲れやストレスに効くレシピも紹介されているので、現代女性にとっては興味深い内容ばかりです。今回はこの中から、食べ過ぎる人にオススメのサラダ、スープ、丼の3品を実際に作ってみました。

1、ツナとひじきのコールスロー(P.29)

 ボウルにポン酢、オリーブオイル、おろしショウガ、千切りしたキャベツ、水気をきったツナ、ひじきを入れて和えれば完成です。

 食べ過ぎをリセットしてくれる、混ぜるだけの簡単サラダレシピです。キャベツに含まれるビタミンUが疲れた胃粘膜をケアしてくれたり、他にも脂肪燃焼、便通改善効果が期待出来ます。かなりさっぱりした味付けですが、キャベツが入ることでそしゃく回数が増え、お腹の満足度が高いサラダでした。

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2、キノコとねぎの豚キムチスープ(P.33)

 鍋に水を入れて、沸騰してきたら豚肉、キノコを加えて煮ます。火が通れば、だしの素、キムチ、長ねぎを加えてサッと煮れば完成です。

 こちらは食べ過ぎた翌日でも美味しく頂けるスープレシピです。代謝を促す豚肉&長ねぎの鉄板コンビのほかにも、燃焼パワーがあるキムチ、強力な排出作用を持つキノコがたっぷり入っているので、体に溜まった悪いものを気持ちよく外に出してくれることが期待できます。キムチの辛さにより体が温まるので、寒さで体が縮こまりやすい今の時期にもぴったりです。

3、マグロと海藻のナムル丼(P.37)

 ボウルにおろしニンニク、酢、醤油、ごま油、角切りにしたマグロ、戻した海藻ミックスを入れて和えます。これを、器に盛ったごはんの上にのせ、大葉を散らせば完成です。

 食べ過ぎた後はどちらかというと炭水化物は控えた方が良いのかと思いきや、しっかり食べられる丼レシピです。食物繊維たっぷりの海藻が排出を助け、マグロには脂肪燃焼を促す効果があるので、まさに食べ過ぎた翌日にオススメです。タレにおろしニンニクとごま油が入ることで、かなり食欲をそそる香りがしてきますが、そこは食べ過ぎないように気を付けましょう。

 

同じ食べるにしても、“賢く”食べ過ぎましょう
 ここでは、食べ過ぎた翌日にリセットしてくれるレシピを紹介してきました。とは言え、やはり食べ過ぎが続くのは良くありません。同じ食べるにしても、噛み応えがある野菜や豆などにしたり、食べ過ぎ予防のため、最初は野菜のおかずから食べる、豚モモ肉など低脂肪高タンパクな食材を選ぶなど、日頃から“賢く”食べ過ぎることを心がけるのが大切です。しっかり食べて、体の不調なんて吹っ飛ばしてしまいましょう。

文=JUNKO