完結記念『あたしンち』けらえいこ×松岡茉優、安倍夜郎の豪華対談が実現!【『あたしンち』(いったん)完結記念特集】

マンガ

公開日:2016/3/9

 コミック累計1200万部の国民的マンガ『あたしンち』(けらえいこ/KADOKAWA)。2015年10月には読売新聞での連載最終回を収録したコミックス第21巻が刊行された。そして2016年3月5日(土)に発売された『『ダ・ヴィンチ』4月号では、“『あたしンち』(いったん)完結特集”と題して、その魅力に迫っている。気になる特集内容は、『あたしンち』チルドレンを自称する女優・松岡茉優と、漫画家・安倍夜郎とのダブル対談、マンガ評論家・紙屋高雪からの寄稿などだ。

連載最終回を収録した『あたしンち』第21巻

特別対談(1)松岡茉優×けらえいこ
 NHK連続テレビ小説『あまちゃん』、映画『桐島、部活やめるってよ』でブレークし、出演作の相次ぐ女優・松岡茉優は、子どものころから大の『あたしンち』ファン。そのことを知った著者・けらえいこたっての希望で、対談が実現した。単行本を全巻すみずみまで読み込んでいるという松岡は、満を持してみかんのトレードマークでもある、おだんごヘアで登場。「こんなかわゆい人がみかんを演じてくれたらものすごくいいなあ」と、著者もべたぼれの松岡とけらえいこが、作品を熱く語り合います!

特別対談(2)安倍夜郎×けらえいこ
 ドラマ化、映画化されたヒット作『深夜食堂』の作者・安倍夜郎は、早稲田大学漫画研究会でけらえいこの1年先輩。40歳を超えて漫画家になった安倍夜郎がデビュー前夜、けらえいこにどう励まされていたか。そして、作家同士ならではのディープな創作話が繰り広げられます。

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寄稿 紙屋高雪『あたしンち』はなぜいつまでもみずみずしいのか
 漫画評・書評サイト「紙屋研究所」の管理人である、紙屋高雪。学生の頃に『あたしンち』を初めて読んだという紙屋が、連載開始から20年以上経った今でもみずみずしさを感じられる理由を分析する。

 単なる「家族あるある」や、ただ笑えるだけのギャグでは済まされない奥深い魅力を持つ『あたしンち』。本特集から、今一度その愛される理由を探ってみてはいかがだろうか? 読み終えた後は、タチバナ家のみんなに会いたくなること間違いなし!