翻訳家たちが海外作品を分かりやすくナビゲート! フリーペーパー『BOOKMARK』が今熱い!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 2015年9月、「もっと海外文学を!」「翻訳物はおもしろいんだ!」というコンセプトを元に『BOOKMARK(ブックマーク)』というフリーペーパーが発行され、今、作家を始め、多くの人から注目を集めている。

 翻訳家の金原瑞人と三辺律子が「海外小説の紹介冊子を出したい」という思いから、イラストレーターのオザワミカの協力を得て始まった同誌。全24ページの中には、計16冊ほどの海外作品を、オザワの可愛らしいデザインと共に紹介している。

海外文学というと、どうしても「なんか小難しくて、高尚なもの」というイメージが付きがち。しかし、読みやすくて面白いものもたくさん。『BOOKMARK』では、最近の翻訳小説のなかで、特にお勧めのものをセレクト。翻訳を行った翻訳家たちが作品の魅力を存分に、そしてわかりやすく伝えており、幅広い読者が楽しめるようになっている。

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 現在2号まで発行されており、2016年3月中旬には最新号も配布予定になっている。最新号では「まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー!」をテーマに、ファンタジー作品を大特集。どんな作品が顔を並べているのかは、開けてからのお楽しみ。これを機に、海外作品にチャレンジしてみてはいかがだろうか?

『BOOKMARK』
編集・発行:金原瑞人
協力:三辺律子
絵:オザワミカ
価格:無料
発行:年4回(予定)
⇒『BOOKMARK』紹介HP