『魔法使いの嫁』アニメ化プロジェクト始動! 公開されたPVに原作者&ファン興奮!

マンガ

公開日:2016/3/20


 英国を舞台にした、「人外×少女」の異類婚姻ファンタジー漫画『魔法使いの嫁』のアニメ化プロジェクトが始動したことが発表された。この一風変わった愛の物語の映像化に「やったぁ! 待ってた!」「絶対に見たい!」「人外×少女の帯に惹かれて買ったら絵も話もキレイだった、アニメ楽しみ」と、ファンは喜びの声を上げている。

 気鋭・ヤマザキコレが描く『魔法使いの嫁』。主人公の15歳の少女・羽鳥チセは身寄りもなく、生きる希望も、術も、何も持っていない。そんな彼女を金で買ったのはヒト為らざる魔法使い、エリアス・エインズワースだった……。彼に「弟子」として、そして「花嫁」として招き入れられた時、少女の中で止まっていた針がゆっくりと動き始めていく……。これは、世界の美しさを織る為の物語―。

 同作は2013年11月より『月刊コミックブレイド』で連載開始され、2014年9月からは『月刊コミックガーデン』へ移行し現在も連載中。2016年3月時点では単行本を5巻刊行し、既に累計は250万部を突破している。作品の魅力として読者は「綺麗な絵とおしゃれな世界観」「少女漫画ならではのキュンキュン要素」「海外の児童書ファンタジーのような雰囲気」「チセとエリアスの心が成長していく様が素晴らしい」と語っている。

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 今回のアニメ化プロジェクトに関して原作者のヤマザキコレは「どんな出来になるのか今から楽しみで、あれこれ考えています」とコメントし、イラストも寄稿。そのイラストの中では「声がつくだけでなく…動く…!?」「こ…こんなのんびりしたキャラ達が動いていいのか…?」と思わず本音?も語っている。

 また、羽鳥チセを演じる種崎敦美(※「崎」は正式には「たつさき」)は、2015年12月に発売されたドラマCDから引き続きの同作への出演で、「キャストスタッフ一同、ドラマCDと同じくたくさんの想いを込めて大切に大切に作って参りますので期待してお待ちくださいませ…!」と強い意気込みを見せた。また、エリアス役の竹内良太もドラマCDから引き続き出演することに「皆様がこの美しい世界を楽しんで頂けるよう、大切にエリアスを演じて参りますので、よろしくお願い致します!」と、熱意をのぞかせた。

 アニメーション制作は「進撃の巨人」「鬼灯の冷徹」「甲鉄城のカバネリ」など、いままでに数々の話題作を世に送り出してきたWIT STUDIOが担当。アニメ化プロジェクト始動にあたっては、世界観と魅力が詰まった作品全体を表現する“グランドPV”もすでに解禁されており、原作者のヤマザキは自身のツイッターで「PV…出来…すごくいいでしょ…? オチ最高でしょ…?」とツイート、ファンもこれに対し「PVとてもきれいでした! オチも可愛かったです」「美しい映像に感動しました!! そして、最後で爆笑しました(笑)」「なんて美しいPV! 泣いてしまいそうです! すごく楽しみにしています」と、映像の美しさと、とあるオチを絶賛している。

 今後は、原作者ヤマザキコレ原案による完全オリジナルアニメーション「魔法使いの嫁:星待つひと」(全3部作)がコミックス第6巻・7巻・8巻を同梱発売することが決定。また、発売に先駆け「魔法使いの嫁:星待つひと 前篇」が2016年8月13日(土)より2週間限定でイベント上映されることも決定、と本格的にプロジェクトが動いていく。

 2016年は『魔法使いの嫁』イヤーになることは必至! アニメーションにて新たに彩られる『魔法使いの嫁』の世界を楽しみにしていよう!

アニメ「魔法使いの嫁 星待つひと 前篇」
公開日:2016年8月13日(土)から2週間
原作:ヤマザキコレ
監督:長沼範裕
キャスト:種崎敦美、竹内良太、内山昂輝、遠藤綾ほか
脚本:高羽彩
キャラクターデザイン:加藤寛崇
美術:Bamboo
アニメーション制作:WIT STUDIO
⇒『魔法使いの嫁』公式サイト

■『魔法使いの嫁 特装版』6巻
著:ヤマザキコレ
価格:3,980円(税込)
発売日:2016年9月10日(土)
出版社:マッグガーデン
付属物:「魔法使いの嫁 星待つひと」前篇アニメーションDVD


■『魔法使いの嫁』5巻
著:ヤマザキコレ
価格:617円(税込)
発売日:2016年3月10日(木)
出版社:マッグガーデン