世界中の美しい本が1冊に! 本の美術・壮大な歴史と物語が詰まった『世界の美しい本』刊行

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/15

 世界中の“美しい本”だけを集めた『世界の美しい本』が、2016年3月24日(木)に発売された。写本の挿絵や装飾など、本の美術様式に徹底的にこだわり、“美”を追求した1冊になっている。

 “世界一美しい本”といわれるケルトの装飾写本『ケルズの書』、手彩色の豪華本全盛期の中世の装飾写本、ウィリアム・モリスが定義した「美しい本」、世紀末のギフト・ブックからアール・ヌーヴォー、デコ期のデザイン書籍まで、解説付きで紹介。

 さらに、初期の印刷本、17~18世紀の挿絵と図鑑。19世紀の印刷技術やプライヴェート・プレス。モダン・デザインとアヴァンギャルド、タイポグラフィの発達、花の様式の変遷など、本がひとつの美術として歩んできた壮大な歴史と物語が詰まっている。

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■『世界の美しい本
解説・監修:海野弘
価格:2,900円(+税)
発売日:2016年3月24日(木)
発売:パイ インターナショナル