ル・クルーゼで作る世界の海辺の街料理!食卓が非日常空間に変身!【インド、フランス、ブラジルの3品】

食・料理

更新日:2016/4/6

 毎日忙しければ忙しいほど、その環境から離れたくて、海外へ逃亡したくなるもの。でも、実現するのはなかなか難しいもの。そんな時に、少しでも海外旅行気分を味わえる1冊が、世界中の海辺の街のごちそうをまとめた『ル・クルーゼ 世界の料理でおもてなし』(石川勉ほか、主婦の友社)が発売されました。このレシピ本最大の特徴が、タイトルにもあるように、フランスが誇るキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ」の鍋やお皿を使ったレシピであることです。料理を美味しくするだけでなく、オシャレな演出までしてくれるル・クルーゼ。今回はこの中から、インド、フランス、ブラジルを代表する料理3品を実際に作ってみました。

1.野菜の甘みたっぷりな「レンズ豆と野菜のカレー」(P.29)


 鍋に、オリーブオイルとしょうが、にんにく、クミンシードを入れて熱し、そこに玉ねぎ、湯むきしたトマトを加えて、水分をとばすようにいためます。さらに、コリアンパウダー、カレー粉、ターメリック、クミンパウダー、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんを加えてさっと炒めます。最後に、レンズ豆、水、塩、シナモンスティック、ローリエを加え、ふたをして豆が柔らかくなるまで煮込めば完成です。

 こちらはインドを代表するカレーのレシピです。ただ、辛いものが苦手な人でも食べられるように、刺激の強い香辛料は入っておらず、ル・クルーゼの鍋でじっくり煮込むことで、野菜の甘さがしっかり引き出された優しい味のベジカレーになっています。そこに柔らかくなったレンズ豆が加わって、見た目以上にかなりのボリュームに。子どもから大人まで楽しめる一品です。鍋が保温性が高い上にオシャレなので、そのまま食卓に出せるのも嬉しいですよね。

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2、すっきりした味わいの「ビシソワーズ」(P.31)

 オリーブオイルを熱した鍋に、じゃがいも、玉ねぎ、ねぎを入れてさっといためたら、ふたをして蒸します。そこにバターを入れて、火を止め蒸らしたら、水、塩を加え再び煮込みます。これをミキサーにかけピュレ状になったら牛乳を加えてなめらかになるまで混ぜ、最後に冷蔵庫で冷たく冷やせば完成です。こちらはフランスを代表する冷たいスープレシピです。じっくり蒸らしいためることで、野菜の甘さとうまみをしっかり引き出すことができるので、余計な調味料は使っておらず、のどごしの良い、かなりすっきりした味わいのスープになりました。ル・クルーゼは冷たい温度を保つのも得意なので、冷製スープにももってこいです。

3、モチモチ食感がたまらない「ポンデケージョ」(P.84)

 鍋に水、サラダ油、塩を入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止めます。これを、タピオカ粉が入ったボウルに流し入れ、ゴムベラで混ぜます。ここに、溶き卵、粉チーズを加えたらよく混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で20分ほど生地をねかせます。この生地を丸めて上からシュレッドチーズをのせ、200度のオーブンで20分ほど焼けば完成です。

 こちらは、日本でもおなじみのブラジルを代表するパンレシピです。材料はとってもシンプルながら、タピオカ粉のおかげで出来上がりはあの独特なモチモチ食感に。一見お店でしか買えないものかと思いきや、家庭でも簡単に作れるので、ぜひ朝からこのポンデケージョで海外気分を味わってもらいたいです。その時はぜひ、ル・クルーゼのお皿に盛って下さいね。パン自体の見た目がシンプルな分、明るい色のお皿に盛ると一気にオシャレ度がUPしますから。

 

料理を作る際には調理器具やお皿にもこだわりたいもの
せっかく美味しい料理を作っても、盛りつけるお皿がイケてないと、それだけで料理の魅力がぐーんと減ってしまいます。そうならないためにも、見た目からも気分が上がるお皿を使いたいもの。さらには、調理器具についても、料理を美味しく食べられる状態のまま食卓に出せて、しかもオシャレなら最高です。それを実現してくれるのがル・クルーゼ。一気に揃えるのは難しくても、少しずつ集めていくだけでも、きっと料理を作ることが楽しくなりますよ。なかなか海外に行けなくても、ル・クルーゼを使った料理で、最高の週末を楽しんで下さい。

文=JUNKO