家庭でおいしく中華料理を作るための4つの極意

食・料理

公開日:2016/5/15

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 中華料理を家で作ってみたいけど、一から味付けするのはかなり難しいという悩みを持っている人も多いだろう。そんな人必見の『「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞のおいしい理由。中華のきほん、完全レシピ』が2016年5月10日(火)に発売された。

 チンジャオロースー、豚ばら肉のとろとろ煮、チャーハン、焼きぎょうざ…。お酒にも白いご飯にもよく合う中国料理のなかから、家庭で本当に作りたい料理、マスターしたい料理だけ45品を紹介。

 教えるのは人気の脇屋シェフ。作り方はプロセス写真を細かく追って、とにかく丁寧に、詳しく解説してくれる。コツや大切なところは脇屋シェフのコメント付きだから、まるで料理教室で教わっている気分に。

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 火力は家庭のガスコンロで充分。中華鍋は不要で普通のフライパンで作れるから、作りやすさ抜群。レシピだけでなく、「手作り調味料」「鶏スープのとり方」「脇屋シェフ特製“野菜床”」「中国茶の愉しみ」などのコラムも充実している。

【家庭でおいしく中華料理を作るための4つの極意】

1. 中華鍋は不要、 普通のフライパンで


家庭で作るなら、フッ素樹脂加工のフライパンがおすすめ。さらに少し深めのフライパンがひとつあると、煮込み料理などにとても便利。

2. 油通しは、素材が浸かるぐらいの油でOK


中華料理の基本テクニックの1つ「油通し」。家庭で作る場合、油はフライパンを斜めにしたときに、素材が浸る量があれば充分!

3. 下味つけはていねいに


中華料理を作るのに一番大切な下味つけ。素材に調味料と水分を含ませる作業だが、この作業だけはていねいに。さらに冷蔵庫で休ませてなじませることでおいしく仕上がる。

4. ずっと強火でなくていい


中華料理は火力全開、強火で一気に炒め上げるイメージがあるかと思うが、実はほとんどの火加減が中火。中火である程度火を入れたら、 仕上げだけは強火で一気に炒め合わせるのがポイント。

テレビや雑誌でも活躍している脇屋シェフ。いつもやさしい語り口で、分かりやすく教えてくださいますので、その雰囲気をそのまま皆様にお伝えしたいと思って編集しました。細かいところまで、重箱の隅をつつくように取材をしていたら、脇屋シェフから「こんなに細かくていねいに教えたら、この本を全部マスターした読者はお店が出せちゃうね」、と冗談が出るほどでした。中国料理は食材のバランスがよくて、味のバリエーションがあって、食べると元気になれるよう。みなさまも作って、ご家族で食卓を囲んで、楽しい時間をすごしてください。世界文化社編集者

■『「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞のおいしい理由。中華のきほん、完全レシピ
著:脇屋友詞
価格:1,600円(+税)
発売日:2016年5月10日(火)
出版社:世界文化社

※掲載内容は変更になる場合があります。