「こんなにワクワクと感動をくれる作品は無い!」「絶対永久保存版でしょ!」ロケット打ち上げに挑む本格科学漫画『進め!なつのロケット団』

マンガ

公開日:2016/5/30

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 『進め!なつのロケット団』の単行本第1巻が2016年5月31日(火)に発売された。ファンは「やった! 早く出ないかなって思ってたから嬉しい!」「感動をくれる名作、ぜひ手元に置いておきたい!!」と歓喜に沸いている。

 『進め!なつのロケット団』は、『楽園 Le Paradis』Web増刊にて連載中の、科学マンガを得意とするマンガ家“あさりよしとお”の作品。2001年秋に刊行されたコミックス『なつのロケット』の登場人物が引き続き登場し、ロケット打ち上げを成功させようと悪戦苦闘する様子がリアルに描かれている。

 『進め!なつのロケット団』の元となる『なつのロケット』で描かれていた物語は、小学生たちが大好きな先生が辞めてしまうのを阻止するため、ロケットの打ち上げを思いつき、夏休みの間、実現に向けて試行錯誤するという内容。読者からは「泣けた! 頑張ればできるっていうものじゃないというリアルな展開、小学生たちの努力が胸に迫った」「綺麗ごとじゃないリアルな子供たちを描いていて、小学生時代を思い出して切なくなる! とにかく夢中で読みました!」と、子供たちのリアルな描写や努力する姿に感動する人が続出。

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 また「ロケットづくりの内容が本格的なのにわかりやすくて面白かった!」「『宇宙』という壮大な範囲の物語だけど、身近に感じさせられて上手いなあと思った」「大人も子供も楽しめる科学マンガの傑作! 子供が大きくなったら読ませたい」と、科学を扱ったマンガとしても質が高いと評判になった。

 作者のあさりは、子供のころから科学が好きで、小学校入学前から図鑑や百科事典に親しんでいたという。1981年には謎の遊星が地球に衝突しようとするのを、少年が宇宙船で出撃して阻止しようと奮闘する物語『木星ピケットライン』でデビュー。1987年からは科学学習誌『まんがサイエンス』でロケット開発についてのマンガを連載し、単行本『まんがサイエンスII:ロケットの作り方おしえます』も発売された。

 現在もその科学好きは健在で、マンガ家として活躍しながら、民間のロケット開発集団「なつのロケット団」に参加しており、超小型ロケットの開発に挑んでいる。その体験をもとに描かれたのが『なつのロケット』だというから、本格的な内容、さらにロケット造りの具体的な苦労や挫折がリアルに描かれているというのも納得できる。

 そんな『なつのロケット』の続編ともいうべき『進め!なつのロケット団』の発売とあって、読者からは「手に入るの!? 嬉しい~!!あの本格的な科学漫画はウェブだけで見ているのは勿体ない!」「こんなにワクワクと感動をくれる作品は無い! 絶対永久保存版でしょ!」「単行本出るの待ってたよ~! 何度読み返しても面白いからぜひ手元に置いておきたい」と大盛り上がりだ。

 また、『進め!なつのロケット団』1巻発売記念として「COMIC ZIN」「とらのあな」「書泉」「芳林堂書店」他、全国書店にて特典ペーパーも配布中。

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    「COMIC ZIN」特典ペーパー(SAMPLE)
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    「とらのあな」特典ペーパー(SAMPLE)
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    「書泉」「芳林堂書店」特典ペーパー(SAMPLE)
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    『楽園』協力店ほか特典ペーパー

 あさりが参加している「なつのロケット団」は公式Twitter(@natsuroke)で活動状況を公開しているので、リアルな打ち上げの臨場感を感じながら、単行本の発売を楽しみに待とう!

■『進め!なつのロケット団』1巻
著:あさりよしとお
価格:778円(税込)
発売日:2016年5月31日(火)
出版社:白泉社

■『楽園 Le Paradis』第21号
著:中村明日美子、蒼樹うめ、久米田康治、木尾士目、シギサワカヤ、沙村広明、水谷フーカ、かずまこを、黒咲練導、鶴田謙二、ハルミチヒロ、位置原光Z、panpanya他
価格:950円(税込)
発売日:2016年6月30日(木)
出版社:白泉社
⇒『楽園 Le Paradis』公式HP