「PVのクオリティときたら! 超期待!!」『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』アニメ化企画進行中&PV公開でファン大興奮!!

マンガ

更新日:2016/6/8


 アニメ制作スタジオ・京都アニメーション(以下、京アニ)主催の「第5回京都アニメーション大賞」にて初の大賞受賞作となり、2015年12月25日に発売された暁佳奈の小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』がアニメ化企画進行中であることが明らかとなった。公式サイトではPVも公開され、ファンは「やばーーー! アニメ化とかサイコーすぎ!」「このPVのクオリティと来たら! 超期待!!」と大興奮だ。

 2009年10月に発足した「京都アニメーション大賞」は、小説、シナリオ、マンガの3部門で奨励賞、大賞を決めていく賞なのだが、これまでに7回開催されたうち、第3回、第6回ではすべての部門において「該当作品なし」となったほど審査が厳しい賞である。さらにこれまでの受賞作品で大賞となったのは、2014年に受賞した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のみ。

 物語は、かつてオーランド博士が愛する妻のために「自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)」と呼ばれる、肉声の言葉を書き記す機械を作ったことから始まる。いつしかそれは世界に普及し、貸し出し提供する機関も作られた。「お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」。物語から飛び出してきたような格好の金髪碧眼の女は、無機質な美しさのまま玲瓏な声でそう言った―。

advertisement

 人の感情がわからない自動手記人形が人の思いを紡ぐという仕事を通して、様々な出来事を経験していくというこの物語に「読み始めて半ばでもうウルウルきた!」「この儚げで切ない雰囲気、死ぬほど好き!」「軽い気持ちで読み始めたら、めっちゃ深い…泣ける」「最近感動していない人には本気でお勧めする! 涙腺ゆるみまくりますよ」「タイピングライターで綴られる文章がとにかく美しい! 久しぶりに世界観に引きずり込まれる小説に出会った」と絶賛の嵐が巻き起こった。

 読者からの絶賛の声が広まったため、書店では売り切れが続出。「ヴァイオレットエヴァーガーデン文庫買いに行ったらどこも在庫切れ(泣)」「勧められて買いたいのに手に入らない~!!」「ヴァイオレット~見つからなくて詰んでる…」と中々手に入らない状況が発生しているほど。

 そんな同作がアニメ企画進行中であるとの発表がされると「京アニ新作、ヴァイオレットエヴァーガーデン超期待!!!」「キターーー!! 楽しみすぎるっ」「マジか!? こんな嬉しいことないよ!」と狂喜の叫びがあちこちで響き渡った。

 さらに公開されたPVを見たファンからは「京アニの新作?クオリティ高すぎだろ!!」「作画が劇場版並! 神がかりすぎてもう他を圧倒してる」「話題だったのでPV見てみた。凄いとしか言いようがなかった!」「なんだこのオーラは! 鳥肌たちまくりなんですけど!」「この世界観の凄さよ! アニメへの期待が高まりますわ」とクオリティの高さに驚きと感動の声が。中には「もう30回くらい見てるけど飽きない…見すぎて目が痛い」と中毒者まで出ているようだ。

 制作陣やキャストなどはまだ明らかにされていないが、PVのクオリティからも相当な力を入れていることが窺える。今年中の放送開始が可能かもわからないところだが、原作を読んで想像を膨らませたり、まだ読んでいない人は原作を探す旅に出たりしながら、期待を裏切らないであろうアニメ放送を楽しみに待とう!

img01

■『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』上巻
著:暁佳奈
イラスト:高瀬亜貴子
価格:700円(税込)
発売日:2015年12月25日
発行:京都アニメーション
⇒『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト