パイロン・マンホール・送水口…街にある当たり前のものにも秘められたデザイン意図がある!?

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/15

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 普段気にしないものでも、数を集めることで見えてくる街角デザインの秘密に迫った『街角図鑑』が、2016年4月28日(木)に発売された。

 パイロンの役割とは何だろうか。注意喚起と物理的な柵として使われることがほとんどだろう。そこでちょっと考えて欲しい、パイロンを柵として設置した人の気持ちの奥底を。それは、私有地にあるのか公有地にあるのか。固定されているのか、動かせるのか。数は? 間隔は? メンテナンスは?

そう言われると、街中のパイロンが気になってくる…。赤いもの、赤白のもの、上が欠けているもの、ベースに錘をはめているもの、壊れているもの。街中にある私たちの生活にかかせなかったり、とても重要な役割を果たしているものは、実は「視界に入っていなかった」だけ。そこに気づくと、俄然街は面白くなる。

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パイロン以外にも、マンホール、送水口、段差スロープなど、いつも当たり前にあるものの秘められたデザイン意図や使う人の無意識が見えてくると、街歩きが楽しくなってくる。路上観察に目覚めてしまう図鑑を片手に、散歩に出かけてみてはどうだろうか。

<寄稿>(掲載順)
「境界標のなかま」(小金井美和子)
「舗装のなかま」(石川初)
「縁石・排水溝のなかま」(石川初)
「マンホール蓋のなかま」(小金井美和子)
「井戸ポンプのなかま」(柏崎哲生)
「あぶり出される境界線
仮設と常設/重力が支配する/指標としての路上園芸」(石川初)
「路上園芸」(村田彩子)
「のぼりベース入門」(伊藤健史)
「勝手ミラー」(磯部祥行)
「雰囲気五線譜」(大山顕)
「装飾テント」(内海慶一)
「送水口のなかま」(佐々木あやこ)
「送水口鑑賞ノート」(木村絵里子)
「擬木のなかま」(伊藤健史)
「街角にあふれる「お店では買えないモノ」のデザイン」(八馬智)

■『街角図鑑
著:三上たつお
価格:1,620円(税込)
発売日:2016年4月28日(木)
出版社:実業之日本社

※掲載内容は変更になる場合があります。