「センス」には2つの意味がある? センスを磨く1日5分の習慣

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公開日:2016/6/13

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 NYのファッション・ビューティー界で活躍する日本人ディレクターが教える、センスを研ぎ澄ますレッスン本『ニューヨーク式センスを磨く1日5分の習慣』が、2016年5月30日(月)に発売された。

 センス、という言葉にドキッとする人はいないだろうか。一方で、なぜかセンスのいい人、素敵だなって思う人もいるだろう。センスには、「表現するアウトプットとしてのセンス」と「インプットする感受性としてのセンス」の2つがある。

 「お洋服のセンスがいい」というときのセンスは、「アウトプットとしてのセンス」を意味しているが、著者がいうには、より大切なのは「センサーとしてのインプットのセンス」。「インプットのセンス」を磨けば、表現のセンスは磨かれるのだ。

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 「インプットのセンス」を磨く方法は、とことん「感じる力」を高めることで、五感を磨くことがその第一歩。五感を研ぎ澄ますレッスンを行って、「自分のなんとなく」を丁寧に扱うようになると、センスが良くなるだけでなく、ひらめきを受け取る準備が整う。そして、センスを磨くうちに、私らしさに自信が持てるようになる。なぜなら、自分の五感に正直になり、それを受け入れていくというのは、自分の「感じる」にとことん向き合う作業だから。センスを磨く女は美しくなり、自分らしさに自信がもてる。

 「とは言っても、難しいんじゃ…」と懸念する人もいるかもしれないが、同書で紹介しているのは「1日4つの『なんとなく』をやってみる」「眠る前に間接照明に照らされてみる」「『バラ風呂時間』でアルファ波を出す心躍るものを身にまとって、気持ちが上がる」など、シンプルで実行しやすいものばかり。自分が前よりちょっと好きになって、毎日が彩り豊かになる。そんなあなたに出会う旅に出かけてみよう。

■『ニューヨーク式センスを磨く1日5分の習慣
著:カツア・ワタナベ
価格:1,296円(税込)
発売日:2016年5月30日(月)
出版社:サンマーク出版

※掲載内容は変更になる場合があります。