ミラノ風リゾット、じゃがいものニョッキ、ローマ風ピッツァ…家庭でも絶対おいしく作れるイタリアン基本レシピ

食・料理

公開日:2016/6/19

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 イタリア料理のレジェンド吉川敏明が、家庭でも絶対おいしく作れるイタリアンを紹介する『イタリアンのきほん、完全レシピ』が2016年6月11日(土)に発売された。

 同書で紹介するのは、パスタやリゾット、前菜、メインディッシュからデザートまで約40品のレシピ。作り方は古プロセス付きなので、動画のように見れるので分かりやすさも抜群。初心者に分かりやすく、ベテランにも納得の内容だ。

マスターしたい定番パスタ
スパゲッティ・トマトソース、スパゲッティ・アーリオ・オーリオ、スパゲッティ・カルボナーラ、ペンネ・アラビアータ など

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おうちでもプロの味を! ピッツァ・ニョッキ・リゾット・スープ
ミラノ風リゾット、じゃがいものニョッキ セージバターソース、ローマ風ピッツァ、ミネストローネ など

ワインと楽しむアンティパスト・セコンドピアット
野菜と魚介のフリット、バーニャカウダ、ミラノ風カツレツ、鶏肉のソテー、ローマ風なすのカポナータ など

食後にもお茶の時間にもドルチェ
ティラミス、レモンのグラニータ、コーヒーのグラニータ、パンナコッタ、ビスコッティ

「パスタのゆで上がりとソースのでき上がりが、同時じゃないといけないんですよね」私がそう言うと、吉川シェフの返事は意外なものでした。「ふふっ(笑)。ソースを作っておいて、パスタがゆで上がったらソースを温めなおせば大丈夫。麺なんて、そんなに簡単にのびないから」。慌てることなんて何一つないんだそう。ソースとパスタを合わせるときも急ぐわけでなく、それでもなめらかなソースがとろりとからんで、とても美味しい! ただし仕上げに粉チーズを混ぜるときは、必ず火を止めて行います。大切なことはきちっと守る、ラフでいいことにはこだわらない。イタリアンは日々の料理。神経質になりすぎることはないんですね。そんな吉川シェフの考えが詰まった本、ぜひご活用ください。編集部からのコメント

■『「エル・カンピドイオ」吉川敏明のおいしい理由。イタリアンのきほん、完全レシピ
著:吉川敏明
価格:1,728円(税込)
発売日:2016年6月11日(土)
出版社:世界文化社

吉川敏明(よしかわ・としあき)
1946年、東京生まれ。19歳でイタリアへ渡り、ローマのホテル学校で学び、卒業後レストランなどで勤務。帰国後、都内のレストランで料理長を務めたあと、西麻布に「カピトリーノ」をオープン。本場そのもののイタリア料理が食べられると、人気を博す。2010年、経堂に移転、“ローマ風ワイン居酒屋”として「エル・カンピドイオ」をオープンした。今でも古い文献や現地の新聞、雑誌を読むなど、豊富な知識を持ち、著書も多数。師と仰ぐイタリア料理人も多い。

※掲載内容は変更になることがあります。