松本大洋新連載『ルーヴルの猫』スタートに「恐るべし。細部に神が宿っていた!」と反響続々

マンガ

公開日:2016/6/29


 『ピンポン』や『鉄コン筋クリート』などの人気マンガで知られる松本大洋が、2016年6月20日(月)発売の『ビッグコミックオリジナル』13号にて新連載『ルーヴルの猫』をスタートした。ルーヴル美術館を舞台とした同作は、2016年7月22日(金)より開催されるルーヴル美術館監修の特別展示「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」と連動しており、特別展示には松本の作品も展示される予定となっている。新作を読んだ読者からは「とっても素敵な雰囲気!」「これは毎号必ず読むだろうな~」と好評の声が上がっている。

 松本は1987年に野球マンガ『STRAIGHT』が「月刊アフタヌーン四季賞」で準入選し、デビュー。その後『ビッグコミックスピリッツ』にて代表作となる『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『青い春』『竹光侍』などの作品を発表し、大胆なカット割りや独特の画風、童話に出てくるような魅力的なキャラクターが読者を魅了した。

 そんな松本が今回スタートした新連載『ルーヴルの猫』は、ルーヴル美術館で働くガイドのセシルが、何度も繰り返してそろそろ退屈になってきた「モナ・リザの肖像」の解説をしている最中に、美術館の中に何故か白猫を見かける。セシルはなぜ美術館の中に猫なんかがいたのだろうと気になって…というところから物語が始まる。

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 すでに読んだ読者からは「松本大洋恐るべし。まだまだ絵が進化している。 ルーヴル美術館の描写、細部に神が宿っていた!」「セリフがひと昔前の外国文学の翻訳口調っぽくてグッときた!」「滑り出しは穏やかだけど、今後松本のファンタジックな展開があるのか…続きが気になる!!」と早くも心を掴まれているようす。

 なお、2016年7月22日(金)からは、東京、大阪、福岡、名古屋を回る、ルーヴル美術館の魅力を伝えるための特別展示「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」が開催される。フランスを中心としたマンガ文化「バンド・デシネ」の作者たちの作品の他、日本からは松本や『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦、『孤独のグルメ』の谷口ジロー、『バーチャファイター』の寺田克也といった、日本を代表するマンガ家たちの作品が展示される。

 展覧会に向けて松本は「あまりにも有名な美術館ですが、毎日通いながらルーヴルを支える多くの場面を見て感動しました。それらの思いを作品に入れられたらと思っています」と作品に対する意気込みを語っている。

 始まったばかりにもかかわらず好評を呼び、今後の展開への期待が寄せられている『ルーヴルの猫』。ルーヴル美術館の魅力と松本の描く世界観がどのような化学反応を起こしてくれるのか、自分の目で確かめるしかない!

■『ビッグコミックオリジナル』13号
価格:340円(税込)
発売日:2016年6月20日(月)
出版社:小学館