中高年に嬉しいサポート満点の田舎が明らかに! 「50歳から住みたい地方ランキング」発表

暮らし

公開日:2016/7/9

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 田舎暮らしのニーズが年々高まるなか、地方では中高年の移住者を歓迎する自治体が増加中だという。そこにスポットを当てた「50歳から住みたい地方ランキング」が、2016年7月2日(土)に発売された『田舎暮らしの本』8月号で特集されている。どんな理想の田舎暮らしが待ち受けているのか、さっそくランキングを見ていこう。

<50歳から住みやすい地方ランキング>
第1位:北九州市(福岡県)
第2位:新潟市(新潟県)、高知市(高知県)
第4位:宇部市(山口県)、豊後高田市(大分県)

<北九州市のここが住みやすいポイント!>
・充実した医療・介護
北九州市は病院も充実し、介護施設にも恵まれている。
・移住者歓迎度の高さ
セミナーやお試し居住、ホームページなどで移住定住を支援し、シニア世代を積極的に受け入れている。
・地域の高齢者施設で自立した暮らしをサポート!
寄席やコンサートなど盛り沢山のイベントやさまざまなカルチャー教室が開かれ、地域の人の参加も多い。

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 1位になった「福岡県北九州市」は、20年ほど前からシニア世代を意識した街づくりを目指しており、病院や介護施設が充実しているほか、再就職支援セミナーやシニア向けのお試し居住を実施するなど移住者の歓迎度も高く、生涯生き生きと暮らせる街として高得点を得た。

北九州市には、シニアの持つ様々な経験を生かせる場所がたくさんあります。医療、介護も充実。シニア世代がのんびり、生き生きと安心して暮らせる移住先として非常に魅力的な街です編集長・柳順一

 大都市圏では急速な高齢化が進む一方で、シニアの移住受け入れに積極的な「生涯活躍のまち」は、地方移住のニュースタイルとして、注目を集めている。元気なシニアが移住することで、仕事や社会活動などを通じて地域の活性化にも繋がると期待され、同取り組みに積極的な自治体も増えてきている。都会の喧騒から離れ、サポートも充実しており、生き生きとできる田舎暮らしに挑戦してみてはいかがだろうか。

■『田舎暮らしの本』8月号
価格:800円(税込)
発売日:2016年7月2日(土)
出版社:宝島社

■調査実施概要
調査対象:「生涯活躍のまち」構想を推進する意向を示した自治体の市区町村
調査数:全国191の市町村
アンケート項目:「医療」「介護」の公的なデータと、「移住支援」「住宅対策」「生涯活躍のまち」「シニアライフ支援」「医療介護体制」の5ジャンル全34項目
※「生涯活躍のまち」構想:「東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方や『まちなか』に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるような地域づくり」を目指すもの