足袋作り100年の老舗がランニングシューズ開発に挑む―池井戸潤最新作『陸王』が熱すぎる!複製サイン付き限定ブックカバーも見逃すな!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/14

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 百年の歴史をもつ老舗足袋業者がランニングシューズ開発に挑む――。ドラマ「半沢直樹」の原作などで知られる人気作家・池井戸潤の新作『陸王』が2016年7月8日(金)に発売された。セブンネットでは限定特典として複製サイン付きブックカバーが付属されている。さらに、8/4まではnanacoポイント10倍キャンペーンを実施している。

 著者・池井戸潤は銀行員、コンサルタント業やビジネス書の執筆など、多彩な経歴を持つ小説家。1998年、『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビューした後、2010年には『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きだ。

また、ドラマ「半沢直樹」シリーズや「ルーズヴェルト・ゲーム」をはじめ、「民王」「ようこそ、わが家や」「花咲舞が黙ってない」など、執筆作品が続々とドラマ化されており、今最も旬な小説家の一人といえるだろう。

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 『陸王』は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」が舞台の小説。従業員20名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発するのだ。

 社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかしその前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極める靴底開発、さらには大手シューズメーカーの妨害。はたして彼らに未来はあるのか!?

チームワーク、モノづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきを描いた同書は、働く人、何かを成し遂げようとする人の心を燃えあがらせるような一冊となっている。通勤・通学のお供にもぴったりの限定ブックカバーと共に、あなたの夏をより一層熱く盛り立ててくれるはずだ。

■『陸王』(セブンネット限定で複製サイン入りブックカバー付き)
著:池井戸潤
価格:1,700円(+税)
発売日:2016年7月8日(金)
出版社:集英社

※掲載内容は変更になる場合があります。

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