大切なことは「好き嫌い」で決めた方がいい? “直感”を信じて人生を好転させる52の方法

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公開日:2016/8/24

 著者が大手損保勤務時代、そして経営コンサルタント時代にビジネスエリート3,300人から学んだ“直感”で人生を切り拓く方法を公開した『大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!』が2016年9月13日(火)に発売される。

 あなたはロジックで決める人間と、「好き嫌い」で決める人間のどちらを信じるだろうか。普通に考えればロジックで決める人間だろう。なぜならロジックで決める人間は、どんな時でもリスクが低いほうを選ぶからだ。だがその半面、ロジックで決めるという行為は、数学の公式通りに人生を生きるのと同じで、無機質で味気ない人生にもつながる。

 ロジックで生きる人生を否定しているのではない。ただ、人間というのはもともと本能的な存在だから、人生をロジックだけで生き抜くことは不可能だとも言える。どんなに頭脳明晰な人間でも、ロジックでは生きられない瞬間が必ずある。世界レベルの科学者や天才プログラマーにも必ず喜怒哀楽の感情が存在し、凡人には理解できない、愚かな行為をしてしまうことも多々あるだろう。

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 仕事をする際に、ロジック中心でいくら儲かるかを念入りに計算する人より、儲かるかどうかよくわからないけれど、「好き嫌い」で仕事する人を信頼することもあるのではないだろうか。

 「好き嫌い」で決める人は、どんな時もブレずに「好き嫌い」を基準に生きている。周囲からは「あの人はいつも“好き嫌い”で決めるからね」と笑われたりするが、実はそれこそが愛されている証拠だ。「好き嫌い」で決める人間のほうが、周囲から愛され、応援される。結果として「好き嫌い」で決めている人間のほうが、長期的には成功を収めているのだ。成功者すべてが実践し、見事に目標を実現した「決断術」が詰まった一冊、一度は目を通してみたい。

千田琢哉(せんだ・たくや)
文筆家。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。延べ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。

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