食いしん坊で運動嫌いが1年で-26キロ! ダイエット成功の3つのキーワード
更新日:2016/10/17
「ダイエット×作りおき」を編み出した、食べることが大好きな料理研究家・柳澤英子さん。彼女は2015年にNHK「あさイチ」にダイエットマリネの達人として出演、52歳で26キロのダイエットに成功したという彼女のダイエットレシピ本『やせるおかず作りおき』は大反響となった。
やせる3つのキーワード「血糖値」「酵素」「食物繊維」
食後、血糖値が急激に上昇すると、体脂肪が増える。血糖値の上昇を抑えるために、糖質の量のコントロールすることが、やせる食べ方の重要ポイントだと著者の柳沢さんは言う。そして、代謝に欠かせない酵素や、便秘の解消だけでなくコレステロール値の正常化に役立つ食物繊維を積極的に食べるようにすると、おもしろいくらいに体重が減っていったのだとか。
カロリーを気にするより、糖質を抑えて「血糖値」をコントロール
血糖値の上昇させるのが、主食であるごはんやパンなどの炭水化物、フルーツやスイーツなどの糖質だ。これらの糖質を避け、血糖値の上昇をゆるやかにコントロールすることがやせるための近道。例えば、食事をするならうどんではなく肉をメインに選ぶ。飲み会のときには、フレッシュジュースよりワインや焼酎。主食や甘さを感じるものは食べないか、量を減らすように意識することがポイントだ。
「酵素」をとり入れてキレイにやせる
酵素は、消化に不可欠! 代謝酵素としても活躍するので、カラダの代謝がスムーズになり、結果的に痩せやすくなる。朝バナナや食べる順番ダイエットなど、これまで流行ったダイエットも突きつめれば酵素がポイント。胃が空っぽのときに酵素をとり入れると、消化がきちんと行われ腸内環境が良くなる。納豆やキムチなどの発酵食品、生の野菜やフルーツを朝、食事の最初にとるべし。
「水溶性食物繊維」を意識してとり入れる
便秘解消でおなじみの、食物繊維! ゴボウやキノコなど不溶性食物繊維は、ご存知の通り。ここで注目したいのは、アボカドやオクラ、海藻類などの水溶性食物繊維の働き。消化吸収をゆるやかにして、血糖値の上昇を抑える働きがある。
やせる3つのキーワードを駆使して作られる、やせるおかずの作りおきレシピは美味しくって食べごたえあり。レシピ本をみて、実際にいくつか作ってみたが、身近な素材で簡単に作れるところが嬉しい!
文=なつめ