1000人以上が作った!クックパッドで「殿堂入り」した”居酒屋つまみ”レシピ【3品作ってみた】

食・料理

公開日:2016/9/21

『クックパッドの居酒屋つまみ』(宝島社)

 1998年のサービス開始以来、数多くのレシピが投稿され人気を得ている「クックパッド」。献立に困った時などに使っている人も多いはず。その数あるレシピの中でも、ぱぱっと簡単に作れるおつまみ系は人気レシピのひとつです。そんな、自分のため、もしくは旦那さんが家呑みしたくなるようなおつまみ&育ち盛りの子供のおかわりが止まらなくなるようなおかずなど、食べる人みんなが楽しめるおつまみをまとめた『クックパッドの居酒屋つまみ』(宝島社)が発売されました。クックパッドらしく、「つくれぽ」がたくさんあった殿堂入りレシピから、魚・肉・野菜といった食材ごとのレシピ、常備素材を使ったレシピなど、計107レシピが紹介されています。またどのレシピにもつくれぽコメントが掲載されているので、レシピ選びにも参考になりますよ。今回はこの中から1000人以上が作った殿堂入りレシピ、1種類の野菜だけを使ったつまみ、冷蔵庫に常備されている食材を使ったつまみの3品を実際に作ってみました。

1、魚の臭み一切なし!身もふっくらの「塩サバのうまうまパリパリ焼き」(P.10)


 ポリ袋に6等分にしたサバ、酢、しょうゆを入れて15分ほどおいて味をつけます。焼く直前に片栗粉を入れサバ全体にまぶしたら、オリーブオイルを熱したフライパンで両面カリッとなるまで焼けば完成です。

 1品目は1383人もの人が作り殿堂入りを果たしたサバを使ったレシピです。サバというと塩焼きをイメージするかもしれませんが、結構魚臭さが残ったりして苦手な人もいたりします。でも、ここでは酢を入れることで魚の臭みがなくなり、とっても食べやすくなっていました。また、片栗粉でまぶして焼くことで、皮がパリパリ、中はふっくらに仕上がって、我が家の小さい子供も喜んでパクパク食べていました。さすが殿堂入りしたレシピだけあります。大根おろしやポン酢などをかけて食べるのもオススメですよ。

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2、味しみしみでほっこりする「大根ステーキ」


 輪切りにして十字に切り込みを入れた大根を600Wの電子レンジで5分加熱します。柔らかくなった大根を、ごま油を熱したフライパンで表面に少し焦げ目がつくくらいまで焼きます。ここにしょうゆ、みりんを加えて少し煮詰め、最後にかつお節をのせれば完成です。

 2品目は、大根だけを使って出来るおつまみレシピです。大根はそのままシャキシャキサラダとして食べてもよし、じっくり煮込んで柔らかくなったものも美味しいですよね。でも大根が柔らかくなるまで煮込むのって結構時間がかかって大変です。そこで、ここではレンチンで調理したんですが、あの努力はなんだったんだというくらい短時間でホクホクになりました。しかも、レンチンなので栄養価も損なわれないのが嬉しい。このホクホク大根に甘辛いタレがしみ込んで、一口食べるとほっこり気分に。これは日本酒や焼酎などが合いそうです。

3、材料を挟んで焼くだけの簡単つまみ「油揚げの洋風パリパリ焼き」(P.74)


 3辺を切って開いた油揚げにハム、千切りしたキャベツ、チーズをのせ、半分に折りたたんだら端を爪楊枝でとめます。これをフライパンに並べて両面焼けば完成です。

 最後は、どこの家庭の冷蔵庫にも常備してあるであろう油揚げを使ったおつまみレシピです。油揚げはおみそ汁や煮物などに使うことが多いかもしれませんが、ここでは中に食材を挟んで焼く、しかもハムやチーズといった洋の食材と一緒に…ということで、斬新なアイデアですがこれが意外と油揚げの香ばしさとハムやチーズの塩気とマッチして美味しかったです。ちなみに、油揚げはじっくり焼くことでよりパリパリっとした食感に仕上がります。油揚げだけれど、ワインとぜひ一緒に召し上がれ。

 

いつもの食材で家呑みを何倍も楽しく!
忙しい毎日の中で、おつまみもおかずも作るなんて面倒すぎますよね。だったら、やはりおつまみにもおかずにもなる料理がベストです。そうすることで、作る人の手間は減るし、みんなで同じものを食べる幸せを感じ、家呑みがもっともっと楽しくなるはずです!

文=JUNKO