アニメ「ナルト」1時間SP作画監督は山下宏幸で「はい神作画決定」とファン大興奮!

マンガ

公開日:2016/9/25

 2014年に完結した『週刊少年ジャンプ』の大人気マンガ、『NARUTO-ナルト-』のアニメ版、「NARUTO-ナルト-疾風伝」(テレビ東京)が2016年9月29日(木)に1時間スペシャルを放送する。その作画監督が「BORUTO-ボルト-NARUTO THE MOVIE」で監督を務めた山下宏幸ということで、「これは神作画決定」「最後に良い人選きたな」と話題になっている。

 2002年10月から放送が開始されたこのアニメ版は、2007年までに「NARUTO-ナルト-」と題して少年編を、その後「疾風伝」とサブタイトルが付き、1部の2年半後のストーリーが放送されていた。

 これまでにこのアニメで作画を担当したのは「おそ松さん」(テレビ東京)などにも原画として参加し、ド派手な動きやエフェクトが評判の松本憲生や、“神作画”として名高い第542話の通称「マダラ無双」を担当し、「天才か」「動きすぎ」と大絶賛を浴びた若手アニメーター・小林直樹などそうそうたる面々。だが一方で、ナルトの両目があらぬ方向を向いていたりと、「作画崩壊しすぎww」「なんだこれワロタww」と“作画崩壊”回があることでも有名だ。

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 そのため、「作画どうなるん?」「最終回は作画だれや」と気になっているファンが大勢いたのだが、1時間スペシャルは山下が作画監督に決定。山下は現在ほぼナルト一本で活動していると言われており、ナルトファンからの根強い支持も集めている。さらに劇場版の「BORUTO-ボルト-NARUTO THE MOVIE」では監督も務め、「ナルト映画の中で一番面白かったかもしれん」「最高傑作だった」と高評価を得ている。

 そんな山下が演出・絵コンテ・作画監督を務める1時間スペシャルは、さっそく公式サイトでも予告が公開されている。白黒の画面で向かい合うナルトとサスケが描かれたこの予告には「すでにかっこよさげだな」「うわーマジで楽しみなんだが」と期待の声が寄せられており、ファンも放送を待ちきれないようだ。

 しかし、14年もの間放送されていたドラマだけに「とうとう終わっちまうのか」「ボルトやってくれるんだよな!?」と寂しがる人も多いことは事実。

 1時間スペシャルでは、マンガの終了間際でも描かれた「終末の谷」でのナルトとサスケの最後の闘いが描かれる模様。戦闘シーンがメインになると予想されるだけに、作画への期待もますます高まっているようだ。

■アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」
原作:岸本斉史
プロデューサー:土方真(テレビ東京)・朴谷直治(ぴえろ)
監督:伊達勇登
制作:テレビ東京・studioぴえろ
放送:テレビ東京ほか/毎週木曜日 19:25~
⇒「NARUTO-ナルト-疾風伝」公式サイト