『DEATH NOTE』未収録読み切りも収録された分厚すぎる完全版が話題沸騰! 『ジャンプ流』にも大場&小畑コンビ登場で大反響

マンガ

更新日:2018/4/5

 原作・大場つぐみ、漫画・小畑健の社会現象を起こした大人気漫画を原作とした映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』が2016年10月29日(土)から公開される。この公開に向けて、漫画『DEATH NOTE』を最新の印刷・製本技術を駆使して一冊にまとめた『DEATH NOTE完全収録版』が10月4日(火)に発売となるのだが、これには早くも「これがほんとのデスノート」といった反響が相次いでいる。

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 『DEATH NOTE完全収録版』は、総ページ数が2,400ページで厚さ8cmという徳用版コミックス。収納ケースは豪華箔押しデザインで装丁には高級感が漂う。「めちゃめちゃかっこいい」「難しい本置いてる棚に置いてそう」「本としてもそうだが、単純にデスノグッズとしてこれは欲しいわ」とファンからは大好評だ。

 さらに単行本未収録の読切「映画『L change the WorLd』公開記念特別編」(週刊少年ジャンプ2008年11号掲載)も追加収録されるとのことで、「デスノート単行本未収録回のジャンプ保存してるけど、もうボロボロの俺に朗報」「これだけで購入確定だわ」「遂に後日談読み切りが収録されるのか、何年越しの夢が叶ったことだろう」と喜びの声が多数上がっている。

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 そして同書の特徴の中でも特に注目されたのは8cmという厚さ。規格外のボリュームに「この本で殴られた者は死ぬ」「死因・デスノート(物理的な意味で)」と、作中に登場する「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」「死因・心臓麻痺」といった印象的なフレーズを引用したギャグもさっそくネットで生み出されている。また「こち亀もやるべき。最高のタイミング」「こち亀だと何メートルになるんだろう」「こち亀でやったら世界一分厚い本のギネス(4.5メートル)更新出来るかな? 190巻以降が滅茶苦茶分厚いから多分いけると思うんだが…」と、単行本全200巻の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』をこの方式で出してほしいなんていう無茶ぶりも。

 『DEATH NOTE』は2006年に完結し、同年には実写映画も制作され一大ブームを起こしたが、現在もまだまだ人気は衰えず、2015年7月には日本テレビ系で実写ドラマ化され、今年また映画化されるという、まさに文字通りの「不朽の名作」。これまでの漫画の売り上げは世界累計発行部数3,000万部を超えるほどで、海外でも非常に高く評価されている。

 ハリウッドでも実写映画化の話が進んでおり、キャストなどが発表されるたびに国内外で「月めっちゃイケメン」「海外版は日本版とはまた違う解釈で楽しめそう」「アメリカをデスノートで支配するとかめっちゃ面白そうやんけ」と大騒ぎになっている。撮影は8月末で終了しており、2017年にはNetflixで配信予定とのことで、こちらも近いうちにその全貌が明かされそうだ。

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 『DEATH NOTE』ファンにはさらに嬉しいことに、10月6日(木)には大場つぐみ、小畑健コンビを徹底解明した『DVD付分冊マンガ講座ジャンプ流!』vol.19が発売される。

 ジャンプ作家陣の魂と技を音と映像で体感できるこのシリーズ。執筆や複製原画、秘伝をつづった冊子など、プロの漫画家の技術が存分に収録されているのだが、同号ではDVDに『DEATH NOTE』カラー作画映像を特別公開や、制作スタジオ潜入に加え、小畑先生特別出演インタビューも収録。そのボリュームはなんと約58分にも及ぶとのこと。これには「小畑先生の執筆シーンとかヤバすぎる」「あの絵が作り出されるところが見れるのか」とファンは大興奮。小畑の繊細なタッチの絵は「リアルと二次元の間」「真似したくなるデザイン」「漫画家史上一番上手いと思う」とも言われてきたので、漫画家を目指す人にとっても必見となること間違いなしだろう。さらに「秘伝ガイド特集」では、大場と小畑がデビュー秘話を語るだけでなく、相互的創作術大研究もしているとのことだ。

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 映画に漫画に、10月からは世間が再び『DEATH NOTE』尽くしになりそうな予感! 二度目の社会現象ももう間近に迫っている!?