名門女子高の憧れの的だった生徒の死の真相とは―? 秋吉理香子『暗黒女子』が清水富美加と飯豊まりえのW主演で映画化決定

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公開日:2016/10/10

 秋吉理香子のミステリー『暗黒女子』が、清水富美加と飯豊まりえのW主演で2017年春に実写映画化されることが決定した。今注目の若手女優が勢ぞろいした映画「暗黒女子」に「大好きな作品にキャスト! 楽しみ!」「今若い子に人気の子をよくこんなに集めたな!」「絶対にかわいくてえぐくて面白いじゃん」と大注目を集めている。

 ミステリー界の新ジャンルである、読んでイヤな気持ちになるミステリー、通称“イヤミス”界で新たな旋風を巻き起こした『暗黒女子』。物語の舞台は、聖母マリア女子高等学院。学院の経営者の娘で、全校生徒の憧れの的でもあった白石いつみが校舎の屋上から落下して死んだ。原因は不明で、わかっているのはいつみの手にすずらんの花が握られていたことだけ。やがて、いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が。親友だったいつみから会長を引き継いだ澄川小百合は、「白石いつみの死」をテーマに部員が自分で書いた物語を朗読する定例会を開催。物語は5つ、動機と結末も5つ。果たして真相は?

 澄川小百合役には、NHK朝の連続ドラマ「まれ」に出演して一躍注目を集めた清水が、白石いつみ役には雑誌『ニコラ』『セブンティーン』の専属モデルを務め、実写映画「今日のキラ君」のヒロイン役を務める飯豊が出演。この2人が闇を秘めたセレブ女子高生の役を務めるということで「お嬢様なふみかちゃん絶対に可愛い!」「制服。女子高生。眼福!」と大きな話題に。

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 そのほかにも、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈と現在注目を集める若手女優が大集合。原作者の秋吉も「文学サロンに集う女生徒役のみなさんは、私の脳内から抜け出てきたのではと驚くほどイメージ通りで、『この方たちしかいない!』と確信しています」と、今回のキャストに大きな期待を寄せているようだ。注目の若手女優たちがスクリーンに描き出す、美しく、それでいてグロテスクな世界。どれだけイヤな気持ちにさせてくれるのか期待しよう。

■映画「暗黒女子」
原作:秋吉理香子
監督:耶雲哉治
脚本:岡田麿里
出演:清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈
制作プロダクション:ROBOT
配給:東映/ショウゲート
⇒映画「暗黒女子」公式HP