「古味先生ありがとう!」 『ニセコイ』の小野寺さん、最終巻のおまけページでついに幸せに!?

マンガ

更新日:2016/10/24

 2016年8月8日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』第36・37号で、4年9カ月にわたる連載が完結した『ニセコイ』。単行本の方も最終巻が2016年10月4日(火)に発売されたのだが、クライマックスで悲劇の少女となってしまった小野寺が救われたと話題になっている。

 『ニセコイ』は、ヤクザの1人息子でごく普通の高校生の一条楽が、初恋の女の子と再会したら結婚するという約束を10年前に交わすシーンから始まる。そして、鍵のかかったペンダントとその鍵を約束の証に、初恋の子を探すのだが、なぜか鍵を持っている女の子が複数存在! 黒髪美少女の小野寺小咲や金髪ハーフの桐崎千棘など、数々の美少女たちに囲まれながら運命の人を見つけるというラブコメディだ。最終回は一体誰と結ばれるのかと読者もハラハラドキドキだったが、結局最後は偽りの恋人関係を続けていた千棘と無事結ばれるというハッピーエンドを迎えた。

 この結末に、「小野寺さんが報われなさ過ぎる」「10代の少女にはこれは過酷すぎだろ…」と、小野寺を不憫に思う声が続出した。それもそのはず、小野寺は楽が10年前に結婚を約束していた相手。高校で再会し、約束の場所で楽に告白するもフラれてしまう。そして、小野寺が持っていた鍵を使って楽は千棘にプロポーズし、無事2人はゴールイン! これだけでも傷口を徹底的に痛めつけられているのに、最終回の大人になった場面では、小野寺は楽と千棘の結婚式のために、ウェディングケーキを作っている…。傷口に容赦なく塩を塗られるような過酷な仕打ちに、小野寺推しからは嘆きの声が上がっていた。

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 小野寺ファンでなくてもかわいそうに思ってしまうが、最終巻のおまけページは、小野寺が無事幸せになれたのかな? と感じさせてくれる展開になっている。「古味先生ありがとう!」「我々小野寺派にとっての救いになりました」と小野寺ファンも納得の結末なので、ぜひ『ニセコイ』最終巻を手に入れて小野寺のハッピーエンドを見届けよう!