夢や目標もなかった普通のOLがスピーチライターを目指す! 原田マハ『本日は、お日柄もよく』比嘉愛未主演で実写ドラマ化決定

エンタメ

公開日:2016/10/16


 2013年6月7日(金)に発売され、ついに30万部を突破した原田マハ原作『本日は、お日柄もよく』が「WOWOW」で連続ドラマ化される事が決定した。

 同書は、夢や目標もなかった普通のOLがスピーチライターの紡ぐ“言葉”に魅了され、新たな人生を選択する成長物語。世界を動かす“影”の職業・スピーチライターに挑み、人と人とを結び合う言葉の可能性を追求するヒューマンドラマだ。

 そんな“スピーチライター”という類を見ない題材を連続ドラマ化する同作。指揮をとるのは、映画『半落ち』(2004年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した佐々部清。人間ドラマの丁寧な描写に定評のある佐々部が、初めてWOWOW連続ドラマに挑むのも見どころのひとつ。

advertisement

連続ドラマの経験がほとんどないので悩みましたが、僕自身が原作の原田マハさんのファンであり、本作は大好きな小説だったので、とにかく自分が観たい、感動したい作品を撮ろうと心懸けました。また、主要キャストやスタッフも初めての方が多かったので、その部分(お芝居も含め)もカメラのそばで楽しもうと思いました。自分が気負うと俳優にも伝わるので、出来るだけフワァ~としていようと注意もしました。なので、あまり意気込んでなかったかも知れません(笑)。佐々部清

 さらに、同ドラマに出演する豪華キャスト陣の情報も解禁された。主人公・二ノ宮こと葉役を演じるのは、WOWOWドラマ初登場にして、初主演の比嘉愛未。

WOWOWの作品に出演させて頂くのは初めてで、憧れていましたし、いきなり主演と聞いた時は正直驚きました。それも、いつかご一緒したいと思っていた佐々部清監督!! 念願叶い嬉しい気持ちでいっぱいでした。比嘉愛未


 また、そんな二ノ宮を厳しく鍛える伝説のスピーチライター・久遠久美役には長谷川京子。比嘉愛未とは初タッグとなる師弟コンビが政治の世界で活躍する。他にも渡辺大、石橋蓮司、そして、連続ドラマW初出演組となる八千草薫、速水もこみち等が脇を固め、さらに6年ぶりの出演になる船越英一郎など新鮮かつ、若手とベテランのバランスが取れた、大人気原作の映像化に相応しい実力派キャストが集結した。

ストーリー
老舗製菓会社の総務部で働く二ノ宮こと葉(比嘉愛未)は、突然広報への異動を命じられ困惑。さらに、ひそかに想いを寄せていた幼なじみ・今川厚志(渡辺大)から別の女性と結婚すると伝えられ落ち込む。傷心のまま厚志の結婚式に出席したこと葉だったが、伝説のスピーチライター久遠久美(長谷川京子)の祝辞に心を揺さぶられる。一方、会社の一大プロジェクトのメンバーに抜擢され、社長のスピーチ原稿を書くことになったこと葉だが、コピーライター和田日間足(速水もこみち)の抜群のトーク力に完敗。一念発起したこと葉は、久美の事務所に押し掛け、久美の“弟子”として働くことに。ある日、久美の事務所に大物政治家の姿があった。スピーチライターとして新しい一歩を踏み出したこと葉は、思いも寄らない人物のスピーチ原稿を担当することになり…。こと葉の綴る言葉は、人々の心を動かすことはできるのか?

■「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」
原作:原田マハ『本日は、お日柄もよく』
監督:佐々部清
脚本:谷口純一郎
音楽:羽深由理
出演:比嘉愛未、長谷川京子、渡辺大、石橋蓮司、八千草薫(特別出演)、速水もこみち、船越英一郎、大石吾朗、石井正則、安倍萌生、橘希、井上順、団時朗、升毅
⇒「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」特設サイト

※掲載内容は変更になる場合があります。