リバウンドしない!1年間で26キロ減!4~5日冷蔵保存できる、とろとろジューシ~「作りおきダイエットレシピ」【作ってみた】

食・料理

更新日:2016/11/7

『超入門! やせるおかず作りおき』(柳澤英子/小学館)

 栗、さつまいも、きのこ、さんま、柿など、秋に旬を迎える食材がところ狭しと店頭に並びだしました。ついつい、今が1番美味しいからといろいろなものを買ってしまっていませんか? 寒くなると、厚着をするのでダイエットの意識が緩みがちですが、本当にダイエットに成功したければこれからの季節こそが勝負です! ここでの頑張りが夏の仕上がり結果を大きく左右します。そんなダイエットの手助けをしてくれる『超入門! やせるおかず作りおき』(柳澤英子/小学館)が発売になりました。この著者は、自身が26kgのダイエットに成功し、大ヒットした「やせるおかず=やせおか」シリーズの発案者で、今回はこの「やせおか」の作りおきダイエットがより長く続けられるルールを大公開しています。これさえ守れば理想の体型に近づき、リバウンドなしも夢ではありません。そこで今回は、とある1日の昼と夜の主食レシピを作ってみました。

1、トロトロズッキーニがたまらない「肉巻きズッキーニ」(P.42)


 ズッキーニに豚薄切り肉を巻き、これを保存容器に並べ入れて塩こしょう、カレー粉をふります。これを600Wの電子レンジで4分加熱し、この上にとろけるチーズをのせてさらに1分加熱すれば完成です。


 1品目は、やせおかには欠かせないたんぱく質を使った昼おかずレシピです。ダイエットだからと言って、肉を全く食べないのは返って逆効果。ここでは豚肉をズッキーニに巻いてレンチンしました。ズッキーニは普段あまり食べる機会がないかもしれませんが、きゅうりよりもクセが少なく、加熱することでとろとろジューシーに。ここに豚肉、チーズが合わさることで一皿でも十分満足感があるおかずでした。副菜には冷やしトマトなどを合わせます。ちなみにこのおかずは、冷蔵で4~5日保管可能です。

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2、キムチの香りが食欲そそる「さけとしいたけの中華煮」(P.42)


 保存容器にしいたけ、生さけ、キムチの順に重ね、塩こしょう、ガーリックパウダー、顆粒中華だしをふり、酢をまわしかけます。これを600Wの電子レンジで4分ほど加熱し、最後にごま油をまわしかければ完成です。


 2品目は、美容にも効果があるさけを使った夜のやせおかレシピです。さけはこれからの季節美味しくなる食材の1つですが、単に塩焼きなどで食べるのはなんだか味気ない。そんな時はコクが出るキムチと一緒にレンチンすると、かなりパンチのあるおかずになりました。ダイエット中でもこれだけしっかりした味付けのおかずを食べられるのなら、長く続けられそうです。冷蔵で4~5日保存可能で、副菜にはズッキーニのオイル蒸しなどを合わせます。ちなみに、やせおか流食べ方の3カ条の1つに、体を作る上で必要なたんぱく質を多く含む「肉や魚をしっかり食べる」というのがあります。ダイエットにとっては敵のように思える食材ですが、これらを堂々と食べられるのは嬉しい限り!

 本書ではやせおかレシピ以外にも、外食時には主食は抜くかひと口程度に、おかずは糖質の低い食材、甘くない味付けのものを選ぶなど、外食時に気を付けるポイントや、実際やせおかを実践し成功した人たちのダイエット日記なども公開されており、自分自身が実践する際の支えになる内容も盛りだくさんです。

 

もう我慢するダイエットとはおさらば! 楽してやせる時代へ
ダイエットレシピ本と言えば、これはだめ、あれはだめと、食べられるものを制限し、運動は必須というのが通例です。しかし、「やせおか」は主食となるご飯や麺ものは控えめにしつつ、それ以外に食べられない食材はないんじゃないかと思うほどいろんな食材を食べられるのが特徴で、“ダイエット”をしていることを忘れそうなくらいです。しかも調理法はレンチンだけと、とっても簡単。ダイエットをしたい人はもう我慢はやめて、楽してやせませんか?

文=JUNKO