「え~、本当ですか」を5段活用するだけで会話は回せる!? 何気ない雑談を「超一流」に変える方法

ビジネス

更新日:2016/11/15

 日常で誰もが遭遇する身近な「雑談」と、社会人には必要不可欠な「ビジネススキル」を高めてくれる『超一流の雑談力「超・実践編」』が2016年10月21日(金)に発売された。

 前作『超一流の雑談力』は、テレビなどを始めとする様々なメディアでも紹介され、2016年上半期のビジネス書ランキングで1位を獲得。今回発売された『超一流の雑談力「超・実践編」』は、企業や読者からの「こんな場合はどうすればいい!?」という質問をもとに作られた、前作を超えるパワーアップ版だ。

 そもそも「一流の雑談」とはなんだろうか? 先ず、「従来の雑談」を見ていくと、「意味のないことを話す目的のない雑談」が挙げられる。そこで「一流の雑談」になると、「明確な目的(仲良くしたい、お願いごとがあるなど)をもたせて行う雑談」となり、それだけで仕事や人間関係が劇的に改善されていく。同書で紹介されている「雑談のテクニック」を一部紹介しよう。

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「え~、本当ですか!」5段活用!
目の開き方、声の大きさなどで使い分けられる「え~、本当ですか」5段活用。これ一つで会話を回せるテクニックだ。

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リズムをつくるオノマトペ
会話にリズムをつくる技術の一つの「オノマトペ」。芸人などがよく使う技術だが、このオノマトペの中でも、抜群に印象のいいフレーズが、「破裂音」と呼ばれる「パ行」で始まるオノマトペだ。

・パ=「パーッと」「パリパリ」など
・ピ=「ピンと」「ピッタリ」など
・プ=「プリプリ」「プルプル」など
・ペ=「ペラペラ」「ペロッと」など
・ポ=「ポロッと」「ポロポロ」など

がんばって話しているのに、相手のリアクションが超悪い!
 そんな相手をノセる技術相手の瞳をじっと見つめる

相手をうなずかせるところから始めるのが正解。そのためには、相手の瞳をじっと見つめ、うなずくまで目を離さないこと。相手は間が持たなくなり、うなずくほかなくなる。それでもうなずかなければ、自分から「うん」と深くうなずいてみせる。

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安田正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。早稲田大学理工学術院非常勤講師。1990年より法人向け英語研修を始め、現在は英語の他、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーションの領域で講師、コンサルタントとして活躍している。大手企業を中心に1,700社に研修を行い、一般社員の他に役職者1,000人以上の指導実績を持つ。

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