「緊張感が普通のグルメ小説と違う」「持ち運べる飯テロ」 と話題の『傭兵団の料理番』待望の書籍化にファン大興奮!

マンガ

公開日:2016/10/31

 小説投稿サイト「小説家になろう」で、ブックマーク数4万超えという異例の数字を記録し注目を集めるのが、川井昂による異世界グルメ小説『傭兵団の料理番』だ。2016年10月31日(月)の待望の書籍化に「やばい…純粋にめちゃくちゃうれしい!!」「持ち運べる飯テロの登場だな!」とファンは大喜びだ。

 同作は、異世界にトリップしてしまった料理人志望の青年・東朱里が主人公。朱里は異世界で傭兵団の団長・ガングレイブに拾われ、料理番として身を寄せることになる。一癖も二癖もある傭兵団の各隊長たちと、料理を通じて心を通い合わせていく朱里。少しずつ傭兵団の仲間たちにも認められていくのだが、彼はまだ自分自身が英雄として語られる存在となることを知らなかった――。

 異世界に飛ばされながらも、数々の困難を料理の知識と腕前で乗り越えていく朱里に読者は「シュリの軽妙で平和主義だけど、傭兵団で現実もきっちり受け入れてく感じがかっこいい!」「みんな胃袋掴まれて朱里にメロメロになってくのが気持ちいい~~」「異世界に飛ばされてこんなにしたたかに生きてく男なかなかいないぞ!」と大好評。

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 「美味しいものを作れないと下手したら死んじゃう。この緊張感が普通のグルメ小説と違う」「調理スキルで勇者のパーティーに選ばれたみたいなこの感じ!」「グルメ作品だけど、俺はファンタジー兼冒険小説だとも思ってる」「おいしいごはんで世界は変わるんだ!」と他のグルメ作品とは少し違う傭兵団という場所で、発明を手伝ったり、剣の悩みを聞いたり、恋の後押しをしたり、そしてもちろんご飯を作って仲間たちに認められていく様子にファンはワクワクも感じているよう。

 そして、もちろん料理描写もこの作品の魅力の一つ。主人公にとってはただのシチューでも、異世界の人にとっては初めて見る料理。しかし、そんな初めて見る料理に魅了されていく人々の様子は「わかりやすく、かつ美味しそうなのがお腹空くわ」「食べてないのに俺たちも胃袋掴まれそう」「こんなうまいものがあるのか! っていう気持ちがひしひし伝わってくるな~」と飯テロ必至のようだ。ちなみに作者の川井はハンバーグが好物のようで、「ハンバーグへの作者の愛がすごすぎてハンバーグ食べたくなった」なんて読者からの声も。

 作者の川井は、書籍化において「小説家になろう」で使っていた「語利人(かたりびと)」から現在の「川井昂(かわいこう)」に名前を変更。本人曰く「全国展開で名前を間違えて覚えてもらってもこまりますので。決して、ネタのためではないっ!」とのことだったが、語利人の名前で憶えている人も多かったようで「おお! この名前で小説家としてデビューなのね!」「語利人でずっと読んでたから寂しくもあるけど、これからは昂先生で大きくなっていくのか!」と書籍化に伴った改名も話題になっている。

 また、単行本のイラストを『フルメタル・パニック!』『異世界迷宮でハーレムを』のイラストレーションで知られる四季童子が担当するとあって「おいしそうに食べる四季童子先生のイラストが見られるって期待しか沸かない!」「料理番のワクワク感と四季童子先生の絵ってすごくマッチする!」「ぶっちゃけ四季童子先生がイラストを担当する時点で良作確定!」とファンは大盛り上がりのようだ。

 書籍版では、新キャラクターの追加にエピソードの追加と大幅な加筆修正が加えられているとのこと。読むと食べたくなる異世界グルメの新境地を四季童子が彩る『傭兵団の料理番』で、あなたも胃袋を掴まれてしまうかも。