高血圧・脳疾患・アトピー・肥満・肩こり・うつ… あらゆる体の不調の元凶は「パン」!?

健康・美容

更新日:2016/11/28

 大好きなパンがあなたの脳をダメにしているかもしれない。毎日の“パン食”をやめることで体の悩みを解決する方法を紹介した『長生きしたけりゃパンは食べるな』が、2016年11月5日(土)に発売された。

 片頭痛、肩こり、脳疲労にメタボ、糖尿病、肌荒れ、不眠、生理不順、食事のあとの下痢など、医者から「異常はありません。ストレスはためないでくださいね」といわれ、対処法も見当たらず、あきらめてしまった持病はないだろうか?

 食事に気をつけたり、サプリメントを試しても改善しないとき、その不調の原因は、もしかしたら「毎日のパン」にあるかもしれない。実は、たった一つの食材をやめるだけで心と体のバランスを取り戻し、あらゆる体の悩みを解決できるかもしれないと同書では言う。その食材とは「小麦」。あなたの大好きな毎日の「パン」だ。

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 近年、小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が脳に炎症を起こし、腸に小さな穴をあけると注目されている。世界ランキング1位のテニスプレーヤー、ジョコビッチが実践していると話題になった小麦抜き生活は「グルテンフリー」と呼ばれ、日本にも広がり始めている。

 「グルテン」とは、小麦や大麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種で、自分でも気づかないうちにこのグルテンのアレルギーを持ち、息切れやめまいといった不調を起こす人が多い。「グルテンフリー」はそんなアレルギーを持った人の間で取り入れられていた食事療法だが、アレルギーを持たない一般的な人がこの食事方法を試したところ、体調がよくなったり、痩せるなどの効果が表れ、健康や美容に気を使う人を中心にさらに多くの人に知られることとなった。

 ケーキやラーメン、パスタ、うどん、クッキー、菓子パン…。小麦粉の食品は私たちの生活に深く入り込んでいる。知らず知らずに、グルテンを大量に摂取しているのが現代人の食生活だ。

・すべての駅のトイレの場所を把握するほどの腹痛
・「うつ病」と診断されて、薬も毎日飲んでいた
・どんな化粧品を使っても肌の荒れがおさまらない
・帰り道がわからなくなるほどの激しい頭痛
・標準体重を20キロもオーバーしたメタボ

 これらの悩みや疾患は、早い人で3日、多くの人は14日のプログラムを実践することで、体と心が一変することがあるという。同書では、日本の食卓に合った食材の提案や、具体的で簡単にできる<ズボラな人向け>レシピも紹介。心も体も生まれ変わる「グルテンフリー」な食生活をさっそく試してみよう。

※掲載内容は変更になる場合があります。