「酷評されても凹むな!」 プロの漫画家が語った原稿を持ち込む際の心構えに大反響!

マンガ

公開日:2016/11/12

 現役漫画家・緒方ていが、漫画原稿の持ち込みで酷評されても凹む必要はないとTwitter上で語り「全くもって同意見です!」「編集者によっても言うこと違いますもんね」と話題になっている。

 緒方は自身のTwitterで、「よくいるのが持ち込みに行って酷評されて凹んで帰ってくる人。編集者は絶対神ではない。ダメだと言った新人が大成したりその逆もある。私も某社で酷評された原稿をダメ元で当時のスーパージャンプに持ち込んだらその原稿が受賞&デビューを果たした。そんなもんすよ」とツイートし、いかに編集者によって意見が変わるかを主張した。

 この緒方の発言に対して「やっぱり何社も持ち込んでカラーに合うところに使ってもらえるのがいい」「同じ原稿でも『〇ページいいですね!』『〇ページだめです』と両極端なこと言われたことある」など、漫画を書く人たちから多くの反響が寄せられ、「一人の編集者に酷評されたからといって凹む必要はありません。その編集者の目は節穴かもしれませんし、たまたま相性が悪いタイプだったのかもしれない」と、マンガ編集者も緒方と同意見をコメントしている。

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 最近では「少年ジャンプ+」にて漫画専門学校が舞台の『ラフダイヤモンド まんが学校にようこそ』を連載していた緒方。主人公はプロの漫画家という緒方本人と被る部分もあり、内容も、漫画を描き始めた人がよくやってしまう盲点や失敗を上手くフォローしている。漫画を描くための基礎から応用まで学べる、漫画家を目指す者に向けた、一種の指南書のような内容だ。

 自身もプロの漫画家であり、身近で多くの漫画家を目指す者を見ている緒方の言葉だからこそ、「持ち込みで酷評されても凹む必要はない」という愛情溢れる発言は、プロの漫画家になるために日々奮闘している者の胸に響くことだろう。