この冬最高の感動作『聖の青春』いよいよ公開! 村山聖が「この人となら何処までも行ける…」と信じていた羽生善治の大ベストセラー

エンタメ

公開日:2016/11/18

    img01.jpg

 2016年11月19日(土)公開の映画『聖の青春』。弱冠29歳の若さで亡くなった天才棋士・村山聖の、難病と闘いながら将棋に全てを懸けた壮絶な生涯が描かれている。

 原作は、ノンフィクション作家・小説家の大崎善生が2000年に発表した『聖の青春』。100年に1人の天才と言われる羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた生涯が、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描かれている。将棋界のバイブル的な一冊とも呼ばれ、第13回新潮学芸賞、第12回将棋ペンクラブ大賞を受賞している。

 そんな同作が待望の実写映画となるのだが、主人公・村山聖を演じるのは松山ケンイチ、ライバル・羽生善治役に東出昌大、師匠・森信雄役にリリー・フランキーと、豪華俳優陣が名を連ねる。公開前から「観たら泣いてしまう自信しかない」「予告の対局のシーンだけ見ても泣きそうになった」「早く観たすぎる」など期待する声があがっている。松山は演じるにあたって、肉体面、精神面の両方でもってかつてない役作りに励んだそうで、その様は目を見張るほど。ライバルを演じる東出の役作りも凄まじく、その姿は羽生本人と見間違えてしまいそうなくらいである。

advertisement

 公開前から盛り上がりを見せる『聖の青春』の影響もあり、これまで将棋に触れてこなかったが関心を持つようになったという人も多いのではないだろうか。将棋を題材にした小説、マンガ、ノンフィクション作品など数多くあるが、その中でもぜひオススメしたいのが、羽生善治の50万部突破の大ベストセラー『決断力』と続編『大局観 自分と闘って負けない心』である。「直感の七割は正しい」「迷ったときは、シンプルな方を選ぶ」など、が勝負・決断・集中の極意を明らかにしている。その内容はビジネスから学習にまで参考になると評判が高い。

    img01.jpg

 電子書籍ではこの2作品が一気に読める電子オリジナルの合本版『羽生流・決断の極意 『決断力』+『大局観』【2冊 合本版】』が配信されている。『聖の青春』のあわせてぜひチェックすれば、映画『聖の青春』がより楽しめること間違いなしである。