「おじさん」とは何故こうもウザがられ、嫌われてしまうのか…? 「おじさん化」を食い止めるための処方箋

暮らし

公開日:2016/11/22

 「おじさん」とは何故こうもウザがられ、嫌われてしまうのか…。人気僧侶が仏教の教えから「おじさん」を紐解き、「おじさん化」を食い止めるための処方箋を綴った『おじさん仏教』が2016年11月22日(火)に発売された。

 「おじさん」とは、体の老いからなるものだと認識しているが実は違う。老若男女の心に巣食う煩悩こそが「おじさん」の正体なのだ。

 『おじさん仏教』の第1部では、「後悔」「寂しさ」「家族」「仕事」「お金」「老後」など、街で集めた中高年男性からの悩みに僧侶・小池龍之介が仏道の視座から回答。第2部では、おじさん化を食い止めるために、仏教における「八正道」の教えを説いている。

advertisement

 さらに同書には、世のおじさんたちを温かな目線で観察したベストセラー『おじさん図鑑』の著者・なかむらるみによる、イラストも多数収録。加えて、第3部として「ザ・おじさん」といった風体の漫画家・蛭子能収と小池の対談も収録している。蛭子が著者だけに明かした「おじさん化」したお悩みとは何だったのか。こちらも必見だ。

小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)
1978年生まれ。山口県出身。僧侶。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職、東京大学教養学部卒。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から2007年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iedecafe」を展開。以後、自身の修行を続けながら、一般向けに坐禅指導を行う。著書に『考えない練習』『ブッダにならう 苦しまない練習』『超訳ブッダの言葉』『沈黙入門』『もう、怒らない』などがある。

※掲載内容は変更になる場合があります。