年末年始にむけて溜まっていく疲れに…。疲労と睡眠研究の第一人者が教える疲労回復法

健康・美容

公開日:2016/11/26

 慢性的な疲労に加え、年末年始に向けて残業の増加や暴飲暴食で心身に負担がかかりがちなこの季節…。科学的な「疲れ」対策を専門医が教える『スッキリ! 体と脳の疲れが消える本』が2016年11月1日(火)に発売された。

 同書では“科学的根拠のある”疲労回復法を紹介。著者の梶本修身はバラエティ番組への出演も多く、ニンテンドーDS『アタマスキャン』をプログラムした「脳年齢」ブームの仕掛人でもある。「疲れにまつわる『迷信』や『思い込み』は、いまだに世に溢れています。(中略)それではたとえ『疲労感』はとれても、本当の疲れに対してはなんの効果もありません」という著者が、疲れ対策の定番を次々に覆していく。

 「熱い温泉にゆっくりつかる」「運動でストレスを解消」「栄養ドリンクを飲む」「イライラにはカルシウム」はすべてNG。また著者は、「たまった疲れが原因で命を落とすことはあります。疲れは老化の原因ともなり、疲れがたまっていくことが病気を引き寄せてもしまいます」と警鐘を鳴らす。心身ともに疲れると、自律神経の機能低下やホルモンの代謝異常につながり、免疫力の低下によって風邪やインフルエンザにかかったり、糖尿病やがん発症のリスクが高まってしまうのだ。

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 そんな“疲れ”に対して我々が出来ることは生活を見直すこと。はたらき方、食べ方、眠り方、癒し方など、同書が提案する「疲れにくい生活」と「疲れたときの回復法」には、「疲れから解放されて、人生を楽しんでほしい」という、がんばりすぎて休むのが苦手な現代人へのメッセージがこめられている。

※掲載内容は変更になる場合があります。