そこはまるで別の惑星、神々しい迫力!南米ベネズエラのギアナ高地「エンジェル・フォール」【奇跡の絶景写真あり】

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公開日:2016/12/30

たった一枚の写真が人生を変えることがある
出逢ってしまうことがある、忘れられない一枚の絶景の写真に。信じられない風景、目に焼き付いてしまう非日常的な色彩の世界、そして胸の奥から湧き起る抑えられない旅の衝動。さあ、出かけよう人生を変える奇跡の絶景の旅へ―

 10月25日に創刊した日本初の“世界の絶景”マガジン『週刊 奇跡の絶景 Miracle Planet』(講談社)。今話題の世界の絶景の地を完全網羅した本書は、美しく迫力ある写真とともに、その地で暮らす人々のようすやだれかに話したくなるような、興味深いストーリーで紹介するビジュアルマガジンです。また、ガイドブックにはないオリジナル地図によって絶景スポットをくまなく紹介し、絶景の決定的瞬間を撮影するノウハウまで徹底解説。

(C)Russel Davidson/500px/amanaimages

神々しい迫力『ギアナ高地/エンジェル・フォール』(ベネズエラ)

第4回の特集は南米北部に位置するベネズエラのギアナ高地/エンジェル・フォール。ギアナ高地には、熱帯性ジャングルとサバンナ地帯の平原で構成された「テーブルマウンテン」が多くありますが、中でも特に有名なのが「エンジェル・フォール」のある「アウヤンテプイ」です。アウヤンテプイのアウヤンとは、先住民の言葉で「悪魔」を指し、テプイは「神々の家」を意味します。そんな呼び名がついた恐ろしいほどの絶景を多くの探検家たちが「まるで別の惑星のようだ」と評します。

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■宿泊した人だけが見られる絶景?
 早朝の澄んだ空気の中、朝日を受けて真珠色に照らされるエンジェル・フォールが見られるのはキャンプ泊ならでは。また、キャンプ場からもエンジェル・フォールは見られるそう。月夜に輝く滝を見るのも一興ではないでしょうか。

■広大な滝を上から撮る?下から撮る?
 迫力ある写真を撮るならば雨季が狙い目。めまぐるしく変わる天気を味方につけ、決定的瞬間を抑えましょう。分厚い雲から一瞬差す太陽の光が生み出す壮観や、急に止んだ雨が生みだす玲瓏な景観をぜひとも写真に収めましょう。

・地上から撮るポイント
(1)雲や霧の流れが速いため、辛抱強く切れ間を待つ。
(2)人物などの比較物を入れた写真で迫力を出す。
(3)可能ならば三脚を立てて長時間露光撮影を。水流の残像まで取れる。

・上空から撮るポイント
(1)窓が開くタイプの遊覧飛行船を選ぶ。
※窓が開かない場合はレンズを窓に密着させる
(2)ワイドレンズか超ワイドレンズで広めに撮る。

 プロのテクニックを身につけることは容易ではないですが、せっかく訪れたなら最高の写真を撮りましょう。同書では分かりやすくポイントやテクニックが書かれているので掲載されている写真を参考にしながら学んでみましょう。

■絶景のその先に
 ギアナ高地の北東地に密林に隠されるようにカイエトゥール・フォールという名瀑はあります。落差は226mで一段の滝としてはっ世界最大級の落差を誇ります。これは同じ一段の滝であるナイアガラの滝の約4.5倍にもなり、雨季の水量は桁違い! エンジェル・フォールの幻想的な美しさとはまた違い、力強く自然の迫力を余すことなく伝えてくれます。せっかくギアナ高地に行くなら、エンジェル・フォールと合わせて見たい名瀑です。

■現在発売中&近刊予告

※内容は変更になる可能性がございます。

公式HP http://mirapla.com/