社会

一夜にして海に浮かぶ孤島に!? フランスの世界遺産「モン・サン・ミッシェル」【奇跡の絶景写真あり】

たった一枚の写真が人生を変えることがある
出逢ってしまうことがある、忘れられない一枚の絶景の写真に。信じられない風景、目に焼き付いてしまう非日常的な色彩の世界、そして胸の奥から湧き起る抑えられない旅の衝動。さあ、出かけよう人生を変える奇跡の絶景の旅へ―

10月25日に創刊した日本初の“世界の絶景”マガジン『週刊 奇跡の絶景 Miracle Planet』(講談社)。今話題の世界の絶景の地を完全網羅した本書は、美しく迫力ある写真とともに、その地で暮らす人々のようすやだれかに話したくなるような、興味深いストーリーで紹介するビジュアルマガジンです。また、ガイドブックにはないオリジナル地図によって絶景スポットをくまなく紹介し、絶景の決定的瞬間を撮影するノウハウまで徹底解説。

(c)SAN/a.collectionRF/amanaimages

第3回 海に浮かぶ神秘の修道院「モン・サン・ミッシェル」(フランス)

 フランス北西部にヨーロッパ最大の干潟の中にある、周囲900mほどの小さな島と、その上に建てられた修道院、「モン・サン・ミッシェル」。1979年にユネスコ世界遺産に登録され、1998年には「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産にダブル登録。年間約250万人もの観光客が訪れる、フランス国内で最も人気のある観光地です。

■大天使ミカエルが起こした奇跡
 モン・サン・ミッシェルの成り立ちについてこんな伝説が残っていることはご存じでしょうか。
708年、現在のモン・サン・ミッシェルの対岸にある町・アヴランシュにある教会にオベールという司教がいました。夢の中で「かの岩山に聖堂を建てよ」と大天使ミカエルから命じられたものの、確信が持てず行動には移さずに…。3度目の夢に現れたミカエルは業を煮やし、オベールの頭に触れて強く命じると、なんとミカエルの指が触れた頭の箇所に本当に穴があいたのでした! ちなみにこの穴があいた頭蓋骨は、アヴランシュのサンジェルヴェ教会で見ることができます。
伝説はこれだけではありません。当時モン・サン・ミッシェルが造られた周辺は陸続きでしたが、聖堂ができた後、一夜にして海に包まれ孤島に! このようにして、モン・サン・ミッシェル周辺の干潟という環境も含めて、大天使が造った奇跡の産物である、という言い伝えもあるのです。

■モン・サン・ミッシェルのワンランク上の写真を撮るには?
 訪れる観光客の多くは日帰りツアー参加ですが、オススメは一泊してのんびり過ごすこと。昼間の姿ももちろん素晴らしいですが、最も美しいという呼び声が高いのは夜。夜になるとライトアップされ、夕暮れから夜にかけて刻一刻と移り変わる光景は、宿泊しなければ見ることができない特別なギフトです。

 写真の被写体として最高のモン・サン・ミッシェル。しかし逆に言うと、誰が撮っても同じようになり、変化を出しにくいのも事実です。そんなモン・サン・ミッシェルのワンランク上の写真を撮るのにオススメなのは、対岸の離れた場所から狙うこと。干潟や空など、周辺の自然環境と一緒に撮影することで、写真にバリエーションを出すことができます。さらにこだわるならば、正面から撮影すると連絡橋や観光客の姿が入ってしまうため、橋が入らない場所まで移動すると◎。また、本書では朝・昼・夕・夜の1日かけて定点で撮った4点の写真が掲載されています。このように撮影する時間にこだわるのも一つの手でしょう。

■行ったら絶対食べたい名物とは?
 昔からモン・サン・ミッシェルの名物といえば、オムレツ。「ラ・メール・プラール」というお店が発祥で、系列店が島内になんと7店もあり、いずれの店もオムレツが食べられます。たっぷりの卵を念入りに泡立て、ノルマンディー産イズニーのバターで焼き上げられるフワフワなオムレツは、大きいのでシェアするのもオススメ。また、もう一つ名物としてはずせないのは、プレ・サレと呼ばれる羊肉。肉は柔らかく、潮の香りが漂う独特の風味が特徴で、多くはローストで提供されます。

 日本から飛行機で約13時間。ツアーでは一人あたり25万前後、個人手配なら15万円以下で行ける時期もある、モン・サン・ミッシェル。本書で歴史や現地の暮らしを学んで、せっかくならのんびりと1泊し、最高の景色を味わいたいものですね。

■現在発売中&近刊予告

※内容は変更になる可能性がございます。

公式HP http://mirapla.com/



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