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帰省したらゆっくり味わいたい!47都道府県の郷土汁レシピ!山形のいも煮汁、福岡のだご汁、東京は?【作ってみた】

『飛田和緒の郷土汁』(飛田和緒/世界文化社)

 12月も残りわずか。なかなか頻繁に帰れない地元でゆっくり家族と過ごす年末年始も良いですよね。そんな地元に帰れば食べたい「郷土汁」があったりしませんか? 地元では、ハレの日に食べる特別なものから、日常的に食べるものまで様々な汁ものがあると思いますが、なかなか地元を離れると食べる機会が減ってしまったりしますよね。そこで、自分でも懐かしい味が作れるように『飛田和緒の郷土汁』(飛田和緒/世界文化社)が発売されました。ここでは47都道府県のとっておきの汁ものばかり102レシピが紹介されており、毎日でも地元の味を味わえるようになっている、故郷が恋しい人必見の1冊です。そこで今回は、この中から山形県、東京都、福岡県の郷土汁を実際に作ってみました。

1、山形県のイベントでも有名な「いも煮汁」(P.35)


 鍋にだし、里いもを入れて火にかけ、やわらかくなったらしょうゆ、酒、こんにゃく、長ねぎ、まいたけ、しめじ、しいたけを加えてひと煮立ちし、塩で味をととのえれば完成です。

 1品目は、山形県の秋の風物詩とも言える「いも煮会」でも有名な「いも煮汁」です。巨大なお鍋で作ったいも煮汁がたくさんの人に振舞われている光景をニュースなどで見たことがあると思いますが、それだけ地元の人にも愛されている料理です。しょうゆベースの汁に、里いも、きのこ、こんにゃくが入っていて、どれもつるんとした食感なのでボリュームはありながらもどんどん食べられる汁ものでした。ちなみに地域によっては牛肉や豚肉を入れたり、味噌仕立てにしたりとアレンジも豊富だそうです。

2、実は東京の郷土汁である「小松菜の味噌汁」(P.59)


 2品目は、意外に思うかもしれませんが東京の郷土汁です。ここで使った小松菜は、今では全国どこででも買えますがもともとは江戸時代初期に現在の東京都江戸川区で生産されたそうです。そしてこの「小松菜の味噌汁」は昔から江戸っ子に愛されてきている味なんだとか。しゃきしゃきっとした小松菜の歯ごたえが美味しく、コクがある油揚げが入った味噌汁は「ほっ」と癒しを与えてくれる一品でした。東京にはもうたくさん採れる野菜などなさそうに思っていましたが、実はこの小松菜の他にも練馬大根などが都内でもたくさん生産されています。

3、福岡ではこれが作れれば一人前!「だご汁」(P.128)


 ゆでた里いもをフォークなどで潰し、ここに薄力粉、塩、水を加えて練り混ぜてだごを作ります。鍋に煮干しだし、干ししいたけ、かぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎ、しいたけのもどし汁を入れて野菜がやわらかくなるまで煮ます。そして、ここに先ほど作っただごを丸めて落とし入れ、5分ほど煮たら最後にみそを溶き入れて完成です。

 3品目は小麦粉で作った団子(だご)を入れた福岡県の郷土汁です。この地域の女性は「だごの作り方さえ知っていれば一人前」と言われているらしく、家庭でもだごが入った汁ものはよく食べられるそうです。煮干しだしがしっかり溶け込んだ味噌汁と共に、里いもを練り込んだモチモチつるんとしただご、じゃがいも、かぼちゃ、と食べ応えがある具材がたっぷり入っているので、これだけでも十分立派なおかずになる一品でした。

淋しくなったら地元の味に癒されよう
 地元を離れて頑張っている人でも、ふと淋しくなって落ち込んでしまったりする時はありませんか?そんな時はぜひ、自分が慣れ親しんだ地元や家庭の味を作って食べてみて下さい。きっとそれだけで気持ちを落ち着かせることが出来るはずですよ。また、この年末年始に帰省する人はぜひ地元の味をたっぷり味わって鋭気を養い、また新たな気持ちで新年を迎えましょう。

文=JUNKO



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