楽して元気になるズボラ飯!簡単おかずをごはんに乗っけて食べるだけ!【作ってみた】

食・料理

公開日:2017/1/25

 体調が優れないと、料理をするのも面倒になり、ついつい適当な食生活を送ってしまいがちだ。しかし、体を作っているのは日々の食事。必要な栄養をしっかり摂らないと、不調はなかなか改善されない。かと言って、忙しくて睡眠不足な中、時間をかけて凝った料理を作って食べても、それでさらに睡眠不足に陥れば意味がない。

 日々の健康は、いかに短時間で手間をかけずに栄養のある食事を作るかにかかっている、と言っても過言ではない。そこで、『おくすり飯114』(大友育美/ワニブックス)をオススメしたい。本書は、薬膳の考え方を取り入れ、お米からパワーをもらい、おかずをのせて更なるプラス効果も得ようという丼飯。不調の種類別に分かれており、体調の変化によって選べる114品が掲載されている。そこで、実際にいくつか作って紹介しようと思う。

■「ねぎとこしょうの豚汁飯」(P.18)

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 1つめは、体を温めるレシピの中から「ねぎとこしょうの豚汁飯」。切った豚肉をフライパンで炒め、長ねぎと水を加えて煮る。あとは味噌を溶き入れ、ご飯にかけてコショウをふれば完成。

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 豚肉と長ねぎの出汁が溶け出した旨みたっぷりの豚汁は、シンプルながら奥深い味。ご飯にかけて食べると体がぽかぽかしてくる。長ねぎは発汗を促進して鼻づまりを改善、味噌は体調の底上げ、コショウは冷えによる腰痛、腹痛の改善効果が期待できるとのこと。万病のもとと言われている“冷え”を退けることで、様々な病気から体を守ることができる。

■「塩辛飯」(P.46)

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 2つめは、巡りをよくするレシピの中から「塩辛飯」。フライパンにサラダ油を引き、塩辛を炒めて醤油を加える。ボウルにざく切りにしたクレソンと炒めた塩辛、ご飯を入れて混ぜれば完成。

 醤油で炒めた塩辛の濃厚さと香ばしさが、爽やかなクレソンと相性抜群。クレソンは血を巡らせ、塩辛は血を補って貧血やめまいを改善してくれるそう。冷え性の人は、七味をふってもいいそうだ。血は夜に作られるため、夕食に取り入れるとより効果的なのだとか。

■「れんこんペペロンチーノ飯」(P.88)

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 最後は、体をうるおすレシピの中から「れんこんペペロンチーノ飯」。フライパンで豚肉を炒め、にんにく、赤唐辛子、食べやすいサイズに切ったれんこんを加えて焼き色がつくまでさらに炒める。最後に塩コショウで味を調え、ご飯にのせれば完成。

 食感のよいれんこんに豚肉の旨み、にんにく、赤唐辛子のピリッとした味が絡み、いくらでも食べられそうな味。うるおい食材であるれんこんと豚肉に、体を温めてくれるにんにくや赤唐辛子を加えたことで効果アップ。乾燥するこの季節にぜひとも食べたい一品。

 どのレシピもとても簡単で、ご飯さえ炊いてあれば、あとは10分少々でできてしまう。帯で“究極のズボラ飯”とうたうだけのことはあるお手軽さ。また、手に入りにくい食材は使われていないので、普段使っているスーパーで調達でき、探し回る余計な手間もかからない。

 この『おくすり飯114』には、他にも「エネルギーを補う」「デトックス」「消化を助ける」など全8種類の効能に分けられて多数のレシピが紹介されている。病気になってから病院に行くのも大事だが、できることならそうなる前に、日々の生活の中で不調を取り除いていきたい。

文=月乃雫