“しあわせ動物写真家”が写した地獄谷のサルたちに癒やされる。子育て中の親子ザル、遊びに夢中になっている子ザル、気持ちよさそうに温泉につかるサル…

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公開日:2017/1/28

 数々の世界的写真賞を受賞している“しあわせ動物写真家”福田幸広による写真集『こざる温泉 会いに行けるしあわせ動物』が2017年1月16日(月)に発売された。

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 長野県の北部・志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある「地獄谷野猿公苑」。標高850m、冬は1mを超える雪に覆われ、最低気温が-10℃を下回るその場所では、世界で唯一、野生のニホンザルが温泉に入る姿を見ることができる。

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 四季折々、地獄谷の豊かな自然のなかで生活している野生のニホンザル。同書には、子育て中の親子ザルや、遊びに夢中になっている子ザル、そして、雪を頭にかぶって気持ちよさそうな表情で温泉につかるサルたちを間近で観察しているような、あたたかくてしあわせな写真がいっぱいだ。

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 春夏秋冬、いろいろなサルの暮らしがみられ、ページをめくるたびに、いっぱいのしあわせが伝わってくる。心地よい幸福感で満たされる、今までにない動物写真集だ。

写真・福田幸広
1965年生まれ。しあわせ動物写真家。日本大学農獣医学部卒。「山もいいけど、海もいい!」をモットーに自然があればどこでも楽しく好きな場所や動物がいる場所でじっくりと時間をかけて撮影している。『ナショナルジオグラフィック』誌・英語版2008年7月号に、香川県小豆島で撮影した、密集するニホンザルの写真を提供し、世界に紹介された。主な著書に『PENGUIN LAND』『うまがうんこした』など多数。『オオサンショウウウオ』は、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。ほか『うさぎ島』『動物たちのしあわせの瞬間』など。
◎「しあわせ動物写真家 福田幸広」公式ウェブサイト
http://topoutimages.com/

※掲載内容は変更になる場合があります。