クヨクヨ、イライラ…「負の感情」どう整理してる? どんなに頭がよくて優秀でも“感情的”だったら損! 上手な気持ちの整理術

暮らし

公開日:2017/2/3

    img01
    『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』(和田秀樹/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 「身勝手な人に振り回されてばかり」や「口先ばかりの人にうんざり」「誰も気持ちをわかってくれない」「恵まれた人を見ると落ち込む」など、ちょっとしたことで感情的になってしまうことは誰にでもある。大切なのは感情的にならないことでなく、感情に振り回されないこと。『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』には、クヨクヨ、イライラをすっきり解消し、イヤな気分を引きずらないで毎日ごきげんになる方法が掲載されている。

 「ついつい怒ってしまう」「気持ちが落ち込みがち」「イライラすることが多い」と感情的なコントロールができず、不機嫌になる人が増えてきている気がしないだろうか。しかし、感情に振り回されると、仕事も人間関係もうまくいかない。

    img02

 仕事も、人間関係も、健康も、努力して「自分磨き」をするより、まず感情をコントロールして、ごきげんな時間を増やすのが早道。頭がよくて優秀な人より、いつもごきげんな人の方がうまくいくのだ。

advertisement
    img03

 同書は、「実は自分も感情的になりやすい」と語る精神科医・和田秀樹が、自分自身でも実践して効果があった考え方をまとめたもの。また、「感情的になってしまう理由」から「感情整理のコツ」「感情的になった時の対処法」「毎日ごきげんに過ごす方法」まで、著者の「心のコントロール術」のすべてが掲載されている。

    img04

 その他にも、手軽に実践できる「気持ちの整理術」も多数紹介。「ついつい感情的になってしまう」という自分を変えようと思った時、まず読んでおきたい“和田式・感情整理術”のベスト版だ。

和田秀樹(わだ・ひでき)
1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。

※掲載内容は変更になる場合があります。