『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』永田カビの最新読切が話題に『ヒバナ』3月号

マンガ

公開日:2017/2/11

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    『ヒバナ』3月号(小学館)

 2017年2月7日(火)に発売された『ヒバナ』3月号に、いま注目の漫画家・永田カビによる最新読切『チカちゃんの憂鬱』が掲載された。「永田カビ氏さすがだわ。新作読切面白かった!」「永田カビさんの読切が載ってるから買わずにいれなかった。やっぱり面白い!」と好評を博している。

 永田は、「pixiv」で閲覧数480万超の作品を書籍化した『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』で一躍有名に。同作は、“28歳・性的経験なし”の自分を極限まで見つめた実録漫画として話題となった。実際に読んだ人からは「タイトルが刺激的だけど、風俗体験が主題じゃないです。人間不信の作者が、自分を見つめ直した過程を克明に綴った作品に心がエグられる」と反響を呼び、「このマンガがすごい!2017」オンナ編第3位を獲得した。

 そんな話題騒然の永田が描く最新読切『チカちゃんの憂鬱』は、エッセイではなくフィクション短編。クソみたいな世界で“世間の風”と戦う女子たちの物語が描かれている。

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 すでに読んだ人たちからは「この作品、SF漫画界に新風を吹かせられるんじゃないかなって感じの作風な気がする。少なくとも自分は好きな作品」「とてもぐさぐさ刺さってます…。私も自分の“ものさし”を育てないとまずいのかもしれないと漠然と思いました」「永田カビの新作読み切り面白かった! けど、その先も読みたい。世間とどうやって折り合いつけて生きていくのかを見たい」と大好評の声が上がっている。

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の“その後”の日々を綴った『一人交換日記』の重版が決定した永田。まだ未読の人は、いま一番注目されている作家の新作を逃さないよう、早めに『ヒバナ』3月号を手にいれたほうが良さそうだ。